| 35095 | 返信 | 文明と野蛮 (2) | URL | 小林 哲夫 | 2005/05/15 09:24 | |
| 水原文人さん こんにちは 水原文人さんのたっての希望で、文明と野蛮の意味を解説したのに、反論がないのですが、どうしましたか? それではもう少し詳しく説明しましょう。 19世紀の西洋人は世界を文明国と野蛮国とに分けて考えていました。 私が説明したのは、この当時の西洋は「文明国は野蛮国を文明化するために、植民地にする」と言うことが行なわれた、という世界史の常識です。 私がそう考えていると読んだのが、水原文人さんの誤読なのです。 もう少し詳しく見ると、西洋人の考えには、他に「半文明国」という分類がありました。 それが日本であり、中国でした。 こういう国は、植民地にする必要が無いけれど、文明の高さが十分で無いので「不平等条約」によって、交際したものです。 明治の日本人は西洋人のこの考えをそのまま受け入れえて、日本を半文明国だと自認して、早く文明国に成って、不平等条約を撤廃してもらうよう努力しました。 その代表として福澤諭吉を私は紹介しました。 そして必然性の無い日清戦争を行なって、文明国の仲間入りをする努力を世界に見せて、成功しました。 現在の日本の世論は、この明治の日本人の努力を批判することなく肯定しています。 要するに、不平等条約を撤廃してもらって、西洋文明国の仲間入りするために、日清戦争は必要だったと言う肯定のしかたになります。 私はこのような日清戦争の肯定の仕方を間違いだと言いたいのです。 明治人たちは文明開化をして中国より一歩先を進んだことで、日本を文明国とみなし、未だに開化しない中国を野蛮と見なして、この戦争を文明と野蛮の戦い、野蛮を文明化する正義の戦いと思い込んだことを間違いだと言いたいのです。 これは当時の西洋が中国を半文明国と認識していたこととも異なった、中国蔑視観だったのです。 以後日本は西洋の中国観よりも酷い蔑視観と偏見で中国侵略を進めることとなります。 現代日本人も未だにこの偏見にとらわれていることを私はここで指摘しています。 西洋の植民地主義と日本の植民地主義との違いに、未だに気がつかない日本人の間違いを指摘しています。 偏見と言うのは 1、西洋は日本、中国を植民地化しようとして侵略してきた。 つまり東洋全体を野蛮と考えていた、という偏見。 2、日本は中国を野蛮国とみなして、植民地化しようとした偏見。 水原文人さん ということで私の文明と野蛮の意味が理解できたでしょうか? 高校教科書に書いてある程度の常識と思って端折ったのが私の失敗だったのでしょうか? だからマヤ・インカ、インドに優れた文明があったという歴史と関係の無い議論をしていることが解っていただけたでしょうか? 私の優越感やコンプレックスと何の関係も無い主張であることがわかっていただけたでしょうか? 別に誤解を謝罪して欲しいとは思いませんが、一言誤解だったといってもらえば充分です。 普通なら誤解だと認めてもらう必要も無いほどのことですが、水原文人さんの私に対する侮辱が度を越えていたと思いますので、忠告の意味です。 私が侮辱で傷ついたから、ということではなくて、こんな侮辱語の乱発では水原文人さん自身の発言が今後軽く見られる、という風に思うからです。 |
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