35104 返信 Re:文明と野蛮 (2) URL 水原文人 2005/05/15 15:03
> 水原文人さんのたっての希望で、文明と野蛮の意味を解説したのに、反論がないのですが、どうしましたか?

そんな希望は私はしてませんけど?

> 私が、植民地主義というのは、未開民族を文明化するという目的がありましたから、ある段階で独立を認めれば、憎しみが残ることは無い、そのいい例がインドだと書きました。

…とあなたが書いていたから、あなた自身がなにを基準に「文明」と「未開」を区分けしてるのかとお尋ねしただけですけど? インドは「未開民族を文明化するという目的」という偽善的な自己正当化をやっていた「西洋」ではなく、その美名で植民地化された側ですが、「ある段階で独立を認めれば、憎しみが残ることは無い」ということは、その憎しみの主体はなんですか?

> 19世紀の西洋人は世界を文明国と野蛮国とに分けて考えていました。
> 私が説明したのは、この当時の西洋は「文明国は野蛮国を文明化するために、植民地にする」と言うことが行なわれた、という世界史の常識です。

そんな常識はどこにもありませんが?

> 私がそう考えていると読んだのが、水原文人さんの誤読なのです。

「ある段階で独立を認めれば、憎しみが残ることは無い、そのいい例がインドだと書きました」とあなたが言ったんですから、「西洋の考え」を説明したものではありませんね。必死で自分の優越感を保ちたいお気持ちは分からないでもありませんが、こういうふうに嘘をついてまで相手を貶めるような言説は、いい加減にして頂けませんか?

> もう少し詳しく見ると、西洋人の考えには、他に「半文明国」という分類がありました。

そんな分類がどこにあったんですか? 「インド」が「野蛮」で「日本・中国」が「半文明国」? なんですか、それ? 西洋のどこの誰がそんな主張してたんですか?

> それが日本であり、中国でした。
> こういう国は、植民地にする必要が無いけれど、文明の高さが十分で無いので「不平等条約」によって、交際したものです。

「文明の高さが十分で無い」なんて考えるだけで十分に他民族蔑視であり人種差別ですけど、では日本や中国はそれに甘んじていればよかった、というのが小林さんの平和主義ですか? そのような他民族蔑視と人種差別を内包したものが、現代の世界で批判されている植民地主義であり、その批判の対象は直接的な軍事的侵略だけではないんですけど?

> 明治の日本人は西洋人のこの考えをそのまま受け入れえて、日本を半文明国だと自認して、早く文明国に成って、不平等条約を撤廃してもらうよう努力しました。
> その代表として福澤諭吉を私は紹介しました。

あのねぇ…。それは西洋がそう考えていたのでなく、西洋コンプレックスの日本人が、そのように受け取ったというだけでしょ?

> そして必然性の無い日清戦争を行なって、文明国の仲間入りをする努力を世界に見せて、成功しました。

なんで日清戦争に必然性がなかったんですか? その論証がゼロではあなたの信仰に過ぎず、ぜんぜん説得力ないんですけど? つまりこちらとしては宇宙人と対話しているように考えるか、メチャクチャ無根拠に侮蔑されているか、その両方か、と考えるしかないんですけど?

> 現在の日本の世論は、この明治の日本人の努力を批判することなく肯定しています。

してませんが?

> 要するに、不平等条約を撤廃してもらって、西洋文明国の仲間入りするために、日清戦争は必要だったと言う肯定のしかたになります。

日清戦争は別に不平等条約撤廃を目的に清国と戦争をしたわけじゃないですけど?

> 私はこのような日清戦争の肯定の仕方を間違いだと言いたいのです。

あなたの妄想内にしかない理論をあなたが間違いだと言ったところで、あなたの自己内マッチポンプであるだけで、私にも他の読者にも関係ないんですけど?

> 明治人たちは文明開化をして中国より一歩先を進んだことで、日本を文明国とみなし、未だに開化しない中国を野蛮と見なして、この戦争を文明と野蛮の戦い、野蛮を文明化する正義の戦いと思い込んだことを間違いだと言いたいのです。

はあ? 「未だに開化しない中国を野蛮と見なして、この戦争を文明と野蛮の戦い、野蛮を文明化する正義の戦いと思い込んだ」なんてことが、どこの国で起こったんですか???

> これは当時の西洋が中国を半文明国と認識していたこととも異なった、中国蔑視観だったのです。

仮にそうだとすると、今度はどこが西洋と異なった中国蔑視だったのかがさっぱり意味不明です。自己正当化のために意味不明の寝言を連発して他人を貶めるのはいいかげんにやめて下さいませんか?

>

> 偏見と言うのは
> 1、西洋は日本、中国を植民地化しようとして侵略してきた。
> つまり東洋全体を野蛮と考えていた、という偏見。

それが偏見であると言うためには、あなたが「植民地主義というのは、未開民族を文明化するという目的」という「西洋の考え方」を正当なものとしてご自分で認識してないと無理ですよ(苦笑)。

> 2、日本は中国を野蛮国とみなして、植民地化しようとした偏見。

だからどこにそんな偏見があるんですか? 明治以降でも日本の権威の中枢である天皇制に関わる名前や元号は、すべて漢籍の古典に基づいておりますが? なんでその日本が「中国を野蛮国とみな」せるんですか?

> 水原文人さん ということで私の文明と野蛮の意味が理解できたでしょうか?
> 高校教科書に書いてある程度の常識と思って端折ったのが私の失敗だったのでしょうか?

あなた以上にあなたの言っていることの誤謬を理解しているから指摘して差し上げたのですが、それに直接レスをつけようともせず、他人がまったくやってもいない「誤解」を捏造し、自分の発言はコロコロ変えるという悪癖は、いいかげんにしてくれません? はっきり言って失礼極まりないんですけど?

> だからマヤ・インカ、インドに優れた文明があったという歴史と関係の無い議論をしていることが解っていただけたでしょうか?

上記のようにあなたが「植民地主義というのは、未開民族を文明化するという目的」という「西洋の考え方」を正当なものとしてご自分で認識していることが明らかである以上、西洋の近世・近代の植民地主義がまず「他民族の高度な文明の破壊」から始まったこと、そしてその動機が「文明か野蛮か」でじゃなく「キリスト教」という自分たちの真理の押しつけによる自己正当化の論理に基づく侵略であったことを認識しないことには、お話になりませんけど?

> 私の優越感やコンプレックスと何の関係も無い主張であることがわかっていただけたでしょうか?

今回も徹頭徹尾ご自分のコンプレックスと偽りの優越感の確保という動機があまりにもミエミエで、非礼極まりない誹謗中傷を続けているのがあなたですけど?

> 別に誤解を謝罪して欲しいとは思いませんが、一言誤解だったといってもらえば充分です。

誤解なんてまったくしてませんが? あなたが自分の言っていることの意味すら自分で理解出来ていないで、かつ姑息なごまかしで他人を侮辱し続けているだけですけど?

> 普通なら誤解だと認めてもらう必要も無いほどのことですが、水原文人さんの私に対する侮辱が度を越えていたと思いますので、忠告の意味です。

あなたが他人に対して度を超した非礼を行い続けているから、そういう人にふさわしい応対をして差し上げているだけですけど?

>私が侮辱で傷ついたから、ということではなくて、こんな侮辱語の乱発では水原文人さん自身の発言が今後軽く見られる、という風に思うからです。

侮辱語の乱発なんてしてませんが? 嘘はいいかげんにして頂けませんか? 

このような姑息なごまかしはやめて下記に対してちゃんと反論すればいいのではないでしょうか? ここまで厳しく言われても「誤解だ」と言い張るのなら、どこが誤解であるのかちゃんと説明できるはずですけど?

35010 返信 Re:旧宗主国に対する憎しみ URL 水原文人 2005/05/11 13:39
小林さん、いやまあ、なんと言うか…(見かねて横レス)


> 異民族との接触の経験を持たない日本人は、決定的に異民族について無知で、今後の国際社会での行動には、この自覚が必要だと思われます。

その自覚が誰よりも必要なのは、失礼ながら小林さんご自身ではないでしょうか。

> 私が、植民地主義というのは、未開民族を文明化するという目的がありましたから、ある段階で独立を認めれば、憎しみが残ることは無い、そのいい例がインドだと書きました。

「未開民族」ですか…。英国の植民地化以前に、インド亜大陸に文明がなかったとでも言うのですか? 世界史の教科書のいちばん初めでも読み直して頂きたいんですが、世界4大文明のひとつはインダス文明、つまり現代のインドの祖になったのは世界最古の文明のひとつなのですよ。

インド亜大陸は歴史上一貫して、高度な文明が発達して来た土地ですよ。仏教もまたインド起源であり、ヒンドゥー文化とイスラーム文化が衝突を繰り返しながらも優れた成果を残して来た土地でもあります。

ヨーロッパの植民地大国化の先陣を切ったのはスペインとポルトガルによる中南米進出ですが、それはインカ、やマヤなどの極めて高度に発達した文明を完全に破壊することで成り立った植民地です。でも中南米に宗主国への憎しみはそんなにありませんね。なぜでしょう? 先住民文明が徹底的に破壊されただけでなく、血統的にも大部分が混血で宗主国側の民族の血を引き継ぎ、言語や宗教まで宗主国側のそれが現代の文化になってしまっているからでしょう。オーストラリアもニュージーランドも、米合衆国も、アングロサクソン主体の国として独立している、つまり植民地支配を受けた側が独立した国ではなく、植民地支配の側が独立しただけですよ。

そもそも小林さんはなにを基準に他民族を「未開」などと決めつけているのでしょうか?

> それに比べて、日本は朝鮮、満州という既に文明国であった地を支配したものであり、その支配の維持に暴力を使ったものだから、最初から無理があったと書きました。
>
> それに対してYouさんから、「アイルランドのイギリスへの憎しみをどう説明するのか?」と質問があり、これはいい所を突かれたと感じ、しばらく考えました。
>
> その結果「アイルランドは植民地にされたのではなく、併合されたのだ」という点に問題があると気がつきました。

朝鮮半島も台湾も日本に併合されましたが?

> 当時のアイルランドは勿論未開ではありませんから、これを文明化するという大義名分はありませんでしたので、「併合」という形を取りました。

スコットランドもウェールズも元々イングランドとは別民族・別の文化を持った国で、征服され支配され併合されたんですが。

> 異民族を異民族として扱わず、「平等を建前としながら、実質支配した」という点に憎しみの原因があると思います。

あなたが「思う」のは勝手なんですが、現実の例を出すのならあなたの思い込みの予断と妄想の前に、もう少し実際の歴史を知ってからにして下さいませんか? 言い換えれば、他民族との接触を経験していない日本人の典型みたいに、無知丸出し・誤謬だらけのステレオタイプで他民族を決めつけるのはやめませんか?

> これが異民族の自尊心を深く傷つけて、傷跡が長く残る原因となりました。
> ここに民族問題の自覚の重要性がある、と思います。

そんな乱暴な一般論化を試みるのがそもそも無茶ですがな。個々の民族には、それぞれに異なった独自の歴史があります。その個々の民族の歴史自体が、そのなかでまた個々人でバラバラの一人一人の人間とその家族の歴史の集大成でしかないのです。どうやったらそうした人間一人一人の体験と記憶の総体としての歴史ということからここまで徹底して目を背けることができるのでしょうか? そうしたステレオタイプだけに基づいた独善こそが植民地主義の悲惨を招き、それぞれの民族主義の勃興を引き起こし、それが暴力的な衝突にまで至ったことに、そろそろ気がついてみてはいかがですか?

なにを持ってあなたはある民族を「未開」と決めつけられるのですか? その根拠はなんですか? どういう基準で「文明国」と「未開民族」を区分けしているのですか? そうやって他民族を「未開」と決めつける傲慢こそ、そうやって一方的に決めつけられた民族に属する人々の名誉を著しく傷つける侮辱であることに、なぜ気がつかないのでしょうか?

しかもその「文明国」と「未開民族」の区分けにのっとって西洋の植民地主義を「未開民族を文明化するという目的」で正当化すると言うことは、言い換えれば世界を植民地支配しようとした西洋を「文明」の基準とするという、まさに植民地主義者たちの自己正当化の論理の傲慢さに歪められた根本的意識をそのまま追認するものですね。まさに「遅れて来た列強」、かつ「他民族との接触がない島国根性」の日本のコンプレックスそのままの、植民地にされた側の奴隷根性そのものです。

> 日本人にはこの相手国の「民族の誇り」という感情が理解できないので、現在の朝鮮問題についても、わけがわからん、という気持ちのようです。

少なくとも小林さんのように自分の(対西洋の)奴隷根性にすらまったく無自覚である方には、他民族の「民族の誇り」など理解出来るわけもないでしょう。その奴隷根性のコンプレックスの裏返しとして他のアジア民族に対して「支配者」であろうとしたかつての日本人の総体(とそれの引き起こした一連の侵略と「大東亜戦争」)とほとんど大差ないではないか、というのが率直な感想です。

> 中国とは戦争をして、何百万人という人を殺したから、恨まれるのは当然なところがあるが、朝鮮とは戦争をしたのでは無く、むしろ一緒に戦った仲間なのに、何故これほど憎まれるのか解らない、という気持ちではないでしょうか?

「遅れて来た列強」としてその仲間入りを一心に願うというその実奴隷根性コンプレックスのはけ口として、日本が朝鮮民族を支配するだけでなく差別することでかりそめの優越感に浸って来たという、我々の民族の恥ずべき記憶を自ら必死で隠蔽しようとすれば、このような無神経なことも言えるのでしょうね。

> 朝鮮人の憎しみの原因は、植民地にしたのではなく、併合した、という点にあると思います。

違います。日本民族が朝鮮民族を劣等民族として差別し支配することで自己の集団的優越感に耽溺していたからです。その結果、朝鮮民族に対する人を人とも思わない扱いも横行し、それが今でもさまざまな訴えとなってしばしば噴出しているわけです。むろん朝鮮民族は中華文明圏のなかで日本よりも自分たちが優位であるという意識に浸って来た歴史もありますから、ますますもって腹立たしいわけでしょう。

> いろいろいい事もしたのにそれを朝鮮は認めてくれない、とウヨクは良く文句を言いますが、この「いい事をした」という点が一層の憎しみの原因だと言うことが理解できないのが日本人です。

それはそうなんですが、その憎しみはまさにあなたの言う「未開民族を文明化するという目的」を日本側の右派が主張しているからです。未開民族なんて言われりゃ、誰だってムカつきます。

> 「善意をもって付き合ったことが、却って憎しみの原因になる」という現象を知らない日本人が多すぎます。

日本民族の総体としては、ぜんぜん善意を持ってつき合ってなんていません。東京で大地震が起これば朝鮮人が虐殺されるような歴史を持って来たのが、日本民族と朝鮮民族の不幸な歴史なのです。

> 異民族との接触の経験を持たない日本人は、決定的に異民族について無知で、今後の国際社会での行動には、この自覚が必要だと思われます。
>
> しかし実際にはそれは無理、ということも感じる昨今です。

ぜんぜん無理ではありません。体験もなしに頭のなかだけで「他民族」に対する妄想ばかりをたくましくするのではなく、少しは勇気を持って接すればいいのです。あなたの身の回りにも、「他民族」の人は実はけっこういるんじゃないですか?

ただし島国で他民族に接した経験がないと、「他民族」は完全に「他者」、それこそ下手すれば「人間外」として認識されます(小林さんの認識が、まさにそれです)、潜在意識では怖くて怖くて仕方がないということにもなります。その潜在的な「恐怖」を隠蔽するためにも、意識される部分では「優越感」が必要になります。

 要するに個人として、人間としての自身にまったく自信が持てない人に限ってなにかと言うと他人相手に自分の優越感を担保したがるわけで、小林さんのなにかというと「異民族との接触の経験を持たない日本人は、決定的に異民族について無知で、今後の国際社会での行動には、この自覚が必要だと思われます」などという、自分もまたその日本人であることを忘れたかのような、そこと自分を区別したかのような発言などは、その典型だと思われます。