| 35116 | 返信 | 植民地主義はユートピア思想 | URL | 小林 哲夫 | 2005/05/16 06:41 | |
| 水原文人さんの敵愾心の凄まじさには驚きますが、別に私は水原文人さんを馬鹿にするためにこの議論をしているのではありませんから、もっと落ち着いて下さい。 私の言っていることが全くわからない様子ですが、水原文人さんがこんなことだとすると、大部分の読者も同様と想像できますので、理解されるよう、努力します。 今回はそれでは別の方向から説明します。 マルクス主義は労働者の貧困を無くして万人平等を理想として、私有財産を否定した社会を作る思想で、これはユートピア思想の一種でした。 マルクス主義を信じた人々の多くは善意の人々で、理想に燃えて革命を目指したのですが、現実に世界で起こったことは、革命による混乱と殺戮による、惨劇でした。 現代人はユーとピア思想の恐ろしさを高い対価を払って勉強したことと思います。 私はそれはそうなのだけど、「革命運動に命をかけた人々の動機は善意だった」と言うことを忘れてはいけない、と言いたいのです。 水原文人さんはこういう考え方は理解できるでしょうか? さて植民地主義もユートピア思想の一種だとみることは出来ませんか? 西洋人は野蛮国に文明をもたらして、彼らを幸福にしようという理想に燃えたのだと考えることは出来ませんか? 歴史は多面的なもので、人間の悪意だけで見てはいけないと思います。 共産革命を権力欲からだけ見てはいけないのと同様、植民地主義を経済的利得だけで見るのは一面的だと思います。 西洋の植民地主義を侵略という悪い面だけで見る歴史観は一面的で、歴史のある時期を客観的に理解すると言う歴史学の根本を忘れたものです。 歴史を論ずる時には、その当時の価値観ではどう考えられていたか?ということの探求が先ずなされなければいけないと思います。 (その当時は植民地主義=理想主義) しかしその当時の価値観をそのまま肯定しては、歴史認識に成りえません。 現代の自分自身の価値観を投入して、価値判断をしなければ歴史を勉強する意義はありません。 キリスト教と十字軍や伝道の問題も同様です。 私はここで十字軍の持っていた正義感、布教に命をかけた伝道者の価値観も理解して欲しいという文章を書いたのです。 「十字軍の騎士達は正義感をもって遠征した」と書いただけで、奴隷根性だと言われてはたまらん、という気持ちです。 水原文人さんのような一面的な植民地主義断罪史観では、西洋の植民地と日本の植民地の違いを知る手がかりが無いと思います。 現在の世界でのイギリスに対するインド人の目と日本に対する朝鮮人の目の違いを知るためには、どのような考えで植民地を持ったのか?ということを検討する必要があると思います。 水原文人さんは本当に「半文明国」という言葉は聞いたことが無いようですが、ネット検索でちょっと調べてみてもらえないでしょうか? |
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