35144 返信 Re:首相の靖国神社参拝に反対する URL 水原文人 2005/05/18 01:10
クマさんも、やっぱダメかぁ・・・

> > > > まさにその問題なのですが(だから「政教分離」を持ち出すべきではない)、
>
> > >  問題としては同根だと思いますね。日本における政教分離の歴史的根拠は、戦前・戦時中の国家神道のありかたと不可分だからです。
>
> > いや、だからこそ法的には徹底して「一宗教法人」として扱うべきなのです。
>
>  問題にしているのは法的な問題ではなく、政治的な問題です。

はいはい。その後に


また政治的にも賢明です。戦前に「国家神道」の名の下に弾圧があったからこそ、「弾圧された側」の復讐をしてはならない…って、もう遅すぎますけどね。「靖国」を「戦後民主主義」が悪魔視したからこそ、「靖国に参拝する首相」が選挙(とくに自民党にとって)に大きな意味を持ってしまったんじゃないですか。


…とちゃんと書いてますが、当然スルーですね。まさに「靖国」という巨大な記号性に支配され、真の言葉すら失われている状態…って靖国って言葉自体が、そういう禍々しい神話性を帯びてしまっているわけなんですけどね、「右」にとっても「左」にとっても。

> > >  本質的にはその通りだと思います。しかし、表面的には、彼は靖国神社を参拝する理由を「国家のためのために戦没した者への感謝の念を表明するため」であり、「不戦の誓いを新たにするため」だと説明しております。もちろんそれは欺瞞であると私は判断しますが。
>
> > 「欺瞞」である以前に、説明になってませんから、実質上ほとんど欺瞞にもならない。あんなものを「説明」として認めちゃいけないでしょう。クマさんともあろう人が、どうしたんですか。
>
>  ですから「表面的」だといっています。

だからすでに「「小泉純一郎はパブリック・パーソンですから、自らがどう位置づけをして参拝をしているのかを説明する責任があります。そして彼はまったくそれをやっていません」って書いてあったのに、なぜそこを見落としたかのようなレスを繰り返すんでしょうねぇ…。

> > >  つまり口先だけの謝罪に終わってしまう。最近はさらに悪化して、口先の謝罪すらしなくなり、「国内問題だ」といって他人への配慮すらしなくなりましたけれども。
>
> > だからなんなのよ? なんで僕相手の議論にそんな小泉に言うべきことが入ってくるわけ?
>
>  あまりヒステリックにならないでください。

別にヒステリックになんてなってませんけど? ヒステリックになったクマさんが見当違いなこと言ってるから、難じただけですけど?

> > どこで、どのように?
>
>  ご自分でお調べ下さい。

はいはい。で、その次のずっと肝心な


…あのぉ、「感傷的な気持ち」をパブリックないしオフィシャルな発言では行間に潜ませるのは、日本の伝統文化ですけど。ま、「靖国」はその日本語の用いられ方の二面性のせいでずいぶんと損してますが。


…はやっぱり無視ですね(笑)。

>  そこは冗談なんでマジレスしないでスルーしていいんで、レスしてほしかったのはその次のセンテンス、つまり、一部の靖国信奉者を取り上げ、多数の靖国反対者を無視する水原さんの質問を「ナンセンス」だとした部分なんですね。

ぜんぜん「一部」じゃありませんが? また「多数の靖国反対者」を無視しているわけではなく、単にこの議論で関係ないだけですけど? で、「靖国の英霊」を親族なり親しい人間に持ってる日本人の方が、ずっと多数なのに、そこを無視しているのがクマさんなんですが? つまり典型的な自己投影ですね。

> > だからこそ、徹底して「一宗教法人」として扱うべきなのですよ。単なる「一宗教法人」でないと認識してしまった瞬間、靖国に特別の政治的位置づけをしたい連中と同じ「神話的」レベルで抗争しているだけになります。(それは天皇制と神道も同じなんですけどね)。
>
>  それは相手によります。

はあ…。「相手」ってどんな「相手」ですか? なんにおける「相手」ですか? この議論における「相手」でしたら僕なんですが、そもそも小泉の靖国参拝は倫理的にも人間の心情としても政治的にも許せないことを明記してる僕「相手」に、なんだか勝手に「自民党」の影を見ている自己投影状態になってるみたいですし、「相手」が「靖国」だとしたらだからこそ「徹底して一宗教法人として扱うべき」だと言ってるのに対して「相手によります」じゃ意味不明だし…。なんだかよく分からん…

> > >  「戦争直後につぶしておくべきだった」というのは賛成ですが、「潰すまでもなく自然消滅していたでしょう」は論理に飛躍があるので不同意。
>
> > はあ。「飛躍」というほどのものじゃないでしょう。
>
>  はあ。飛躍じゃなければ、ちょっとしたジャンプていどですかね。

なんだか負けず嫌いの減らず口モードですねぇ(苦笑)。

> > 靖国に参拝する人がいなければ、そこに精神的な思い入れを抱く人がいなければ、自然消滅しますよ。
>
>  そうですね。

では、なぜ自然消滅しなかったんでしょうね? それどころか「左翼」が必死で「靖国」という表層上の記号性にのみこだわってそこを肥大させて悪魔視して来た結果、かえって政治的実態としても巨大化してしまってますね。

ま、精神分析的・マルクーゼ的に分析すれば、「戦争」というトラウマを「軍国主義(だけ)が悪かったんだ」という遮蔽記憶の共同幻想で隠蔽してくれば、その遮蔽記憶の記号である「靖国」の意味が病的に肥大するのは分かりきったことなんですけどね。