| 35175 | 返信 | 植民地主義、英国と日本の違い | URL | 小林 哲夫 | 2005/05/19 09:16 | |
| 水原文人さん こんにちは 水原文人さんは何故か、すごく興奮してしまって、何を議論しているのかわからなくなってしまいましたので、ここでもう一度私の言いたかったことを確認しておきます。(水原文人さんには寛容の精神を期待します。) 日本の植民地政策は英国のそれよりも問題が多かったので、憎しみが現在に持ち越されている、と私は考えます。(例としてインドと朝鮮の違い) その大きな違いは、もともとの植民地主義は、「未開地を文明化する」という理想主義が根元にあったことだ、と説明しました。 だから英国は文明化したら独立を許すという気持ちがあったのに対して、英国を模倣したつもりの日本ではありますが、その手本の理解が不十分で、そこに気がつきませんでした。 そもそも西洋基準から見て、「未開ではなく、半文明国であった朝鮮、満州」を植民地にしたことから、間違いがあったと考えます。 この私のアイデアには四つの独断が入っています。 1、植民地主義は理想主義(ユートピア思想) 2、西洋は半文明国(日本、朝鮮、中国)を植民地化する気はなかった。 3、日本の植民地主義は、西洋の模倣であり、それも間違った模倣である。 4、英国人には異民族支配の困難さという認識があったが、日本人は異民族体験が無いので、この認識が無く、いたずらに憎しみを煽ると言う失敗があった。 この四つともに相当常識からかけ離れていますから、常識的日本人には受け入れ難い考えであることは、充分想像できます。 私が何故このようなアイデアを思いついたかと言えば、それは平和思想を歴史認識に持ち込もうと考えたからです。 歴史を対立で理解しようとし過ぎることが、戦争の原因を作っていると考えました。 1、世界史を善と悪の対決だけで見ないで、複眼的に見る必要性。 植民地主義は様々な害悪を歴史に残したが、悪いとだけ決め付けては、歴史の細部が見えなくなる。 2、近代日本の侵略性は西洋を誤解したことが原因。 西洋を実際以上に侵略的と見做し、これへの対応として、日本も侵略しなければ危ないと考えた。 3、植民地化の目的の不在 西洋は余剰商品の販路拡張が目的でしたが、日本にはその必要性がなかった。 日本は形だけ西洋の真似をしたが、その合理的精神は理解しなかった。 西洋は経済合理に基づいて植民地を経営したが、日本にはその合理性の計算が無かった。 日本人は植民地を持てば儲かる、とか日本の生命線だとか、奇妙な目的で侵略したのが間違いです。 しかしこの間違いに現代人も気がついていないので、私の言っていることがなかなか理解できないようです。 つまり「日本の植民地が儲からないものであり、実際儲からなかったこと」を現代日本人も知らないのです。 「満蒙は日本の生命線」などではなかったことを実証する学者も存在しないからです。 4、英国人はインド人を異民族として明確に区別して付き合いましたが、日本人は朝鮮人を建前平等としていながら、隠微な差別意識をもって付き合った。 以上は全て、日本は歴史を通じて侵略される恐れの無い国だった(幕末を含む)ことを示して、軍備は今後とも不要だと説明したいためです。 日本人は異民族対応に最大の欠点があることを自覚して、国際社会に謙虚に対応する必要性を強調したいものです。 |
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