| 35264 | 返信 | 中国は防衛的 | URL | 小林 哲夫 | 2005/05/25 06:00 | |
| スクイボンさん 私の前の発言を覚えて頂いていて光栄です。 大部分の人が誤解しかしてくれない中で、ありがたい気持ちです。 質問の私の中国観を説明します。 中国は覇権主義の国ですが、その覇権は清朝時代の版図の範囲内という限定的なものです。 そして極めて防衛的な性格を持っています。 防衛的ということは、万里の長城、都市の城壁(南京、西安、北京などで見ることが出来ます)、家の構造(四合院)を見れば解ります。 本当に侵略的な民族は城を必要としません。 ジンギスカン、バイキング、海賊国家英国などがその例です。 中国は中華部分を守るために華夷秩序を必要とします。 つまり周辺に自衛のための緩衝地帯として、藩部(チベットなど)と属国(ベトナム、朝鮮など)が必要です。 これらの国は服属の意を表すだけで充分でした。 この服属の意思表示が中華文明を受け入れるということであり、具体的には朝貢です。 中国側では周辺国を「文明化してあげる」と表現しました。 この宗属意識の実例は、日清戦争、朝鮮戦争、ベトナム侵攻などで見ることが出来ます。 中国はいわば専守防衛国で、その軍隊は自衛隊と言うのが実態だと私は見ていますが、その防衛の領域は、清朝時代の旧版図という点に留意願います。 ですので質問については次のように考えます。 台湾は旧領土ですから、絶対に独立を認めることは無い。 朝鮮半島は属国にしておきたいので、北朝鮮は現在の形を維持したい。 (韓国とは同盟などで軍事的緊張を無くしておきたい。) 石垣島については、侵略される心配はない。 なお朝鮮戦争のときに、北朝鮮は殆ど中国国境まで追い詰められたのを、中国義勇兵100万人の犠牲を払って、取り返したものです。 北朝鮮を助けたのは、旧宗属関係が大きな理由です。 これがもしソ連だったら、自国の領土に編入したかもしれませんが、中国はそれをしなかったことから、中国に領土的野心が無いことが解ります。 タラリさん やはり誤解です。 >『小林哲夫さんは中国が自国民の健康を守るためにアヘン禁止令を出したことに反対し、イギリスの密貿易を処罰し、自国の経済を守る措置に反対しています。(タラリさん)』 これは全て誤解です。 私は複眼、つまり当時の英国の側に立って見ただけで、中国側の見方を否定していません。 また英国議会での演説も知っています。これは英国の良心の証しだとも書いています。 つまりアヘン戦争を英国人が正しい戦争だと考えていたと主張しているのでもありません。 私が言っているのは「泥棒にも三分の理」の三分の部分を理解する必要がある、ということに過ぎません。 なお英国ではアヘンを禁止する法律はごく最近まで無かったと書いた本を示すことが出来ます。 宜しかったら典拠で比べてみましょうか? |
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