| 35290 | 返信 | Re:植民地主義者の善意 | URL | タラリ | 2005/05/26 22:13 | |
| 小林さんへ > タラリさんとの議論を朝鮮併合問題に移して考えて見ましょう。 インドと朝鮮では事情が違うということについては小林さん自身認めています。 >日本の植民地政策は英国のそれよりも問題が多かったので、憎しみが現在に持ち越さ >れている、と私は考えます。(例としてインドと朝鮮の違い) ですから、インドから朝鮮に簡単に問題を移すことはできません。 > タラリさんは > >『植民地の産業をおこしたり、交通を整備したり、支配システムを完備するために植民地支配下の住民の政治組織を整備したりすることは行われました。(タラリさん)』 > と書いていますから、朝鮮で日本が、植林をし、農業振興を図り、全体的に産業の発展に貢献したことはタラリさんも認めていると言うことで良いですね。 これは事実です。しかし、善意でしたのではありません。 朝鮮はインドのように資源、農産物が豊富ではなかったので、日本の植民地支配の経済的要求に応えるためには開発をせざるを得なかったのです。 ところで小林さんはこうも語っておられました。 >植民地主義というのは、「未開地を文明化しよう」という建前があることを私は言い >続けていますが、日本も朝鮮の文明化を試みたことは、否定できません。 「建前」ということは「本心」ではないことを示します。 「未開地を文明化しよう」と言ってもそれは真の「善意」からではないことを示します。 ■朝鮮の植民地化が「善意」からではなかったことについては確かに対立点がないようです。 > とすると対立点は残っていないのですが・・・・。 > これが、私がタラリさんに認めて貰いたかった、只一つのことですから・・・・。 いえいえ、アヘン戦争と植民地主義について話を戻しますと対立点は残されたままです。私の疑問にも答えていらっしゃらないのです。 ひとつはアヘン戦争を擁護する根拠です。小林さんは根拠を示さないまま擁護しています。 アヘンは当時のイギリスでも単なる嗜好品と見られていたわけではない。 密輸入を防止するのは中国の主権の行使にあたり、戦争を仕掛けたのはイギリスの侵略である。 #小林さんがアヘン戦争を肯定しないといいつつ、その舌の根の乾かぬうちに「イギリスの立場から」アヘン戦争を擁護してみせることは複眼的とはいいません。主張の分裂です。 イギリスの立場を擁護するそうですが、小林さんはイギリスのアヘン戦争開始の理由のどこに三分の理があると言うのですか。 二つ目は 西欧諸国が【善意から発して植民地化をした】という小林さんの主張の当否です。宗主国の人間の中に「文明化してやった」とか「善意でした」と思いこんだり、主張するものはいたでしょう。そういうものがいたことと、善意から発して植民地化をしたという事実認識は別のことです。「善意でした」とはリターン以上のことを施したというのでなければ、言えません。 そもそも小林さんは例証をしていません。 特異な主張を展開するにもかかわらず、その例証がまったくない、自らの思いこみによる判断だけを唐突に示す、これは小林さんの議論においていつの場合にも見受けられる事象です。 |
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