35348 返信 『ある日本兵の二つの戦場』出版記念講演会のご案内 URL にゃにゃにゃにゃにゃ 2005/06/02 23:23
「山西省・明らかにする会」では、今度の日曜日・6月5日、『ある日本兵の二つ
の戦場〜近藤一の終わらない戦争』の出版記念講演会を開きます。
この機会に近藤一さんのお話を、是非お聴き下さい。


◆『ある日本兵の二つの戦場〜近藤一の終わらない戦争〜』出版記念講演会◆

* 講演:近藤一さん
* 日時:2005年6月5日(日)午後2時30分〜5時
* 会場:文京区民センター3C会議室(文京区本郷4-15-14 TEL 3814-6731)
     都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」A2番出口 
     営団地下鉄丸の内線・南北線「後楽園駅」5分)
* 会場費:500円

記念講演会のあと、地下の「文京会館」において、懇親会を行います。
会費は3000円です。こちらにもぜひご参加ください。

【 近藤一さんの略歴 】
1920年 三重県に生まれる。
1940年 現役兵として徴集され中国の戦場へ。山西省各地の分遣隊に配置され、
多くの「討伐作戦」にも参加。華北における「泥沼の治安戦」を渦中で体験する。
1944年8月 部隊は中国から沖縄へ転出。嘉数高地におかれた所属部隊は、45
年4月の米軍上陸とともに死闘に突入、以後南部の仲座高地で壊滅するまで最前線で
凄惨な戦闘を続けた。
戦後は、「教科書問題」をきっかけに「兵士の沖縄戦を語り継ぐ会」を結成し、
「戦争の語り部」として活動を始める。「虫けらのように」死んでいった戦友たちの
姿と思いを伝え、日本を不戦の国とすることでその死に応えようと、加害も被害も共
に戦争の真実として、つらい体験を語り続けている。


【本書の紹介】
近藤一さんは1940年、20歳で徴兵検査を受け、中国山西省では独立歩兵第
十三大隊・第二中隊の前線に送り込まれ、転戦を命じられた沖縄では第六十二師
団(石兵団)の「玉砕」部隊の数少ない生き残りとなって、戦後を生きてきまし
た。
近藤さんは、沖縄で「捨てられた兵隊」たちの悲惨さを語り継ぐうちに、中国の
戦場での自らの加害体験に向き合うようになった人です。
2000年2月、私たち「明らかにする会」に出会ってからは、山西省での性暴
力被害の聞き取り調査に何度も同行して、被害女性たちや村人たちの話を聞く旅
を続けてきました。

この本は、加害と被害の両面を持つ近藤さんの戦争体験を聞き取った記録です。
近藤さんのような日本軍元兵士の誠実でひたむきな態度と強い罪責感、反戦と平
和を求める激しさに出会えたことは、大きな感動でした。
後半には、近藤さんからの聞き取りを通して「戦争」に改めて向き合うようになっ
た私たち自身の体験も書き添えています。

『ある日本兵の二つの戦場〜近藤一の終わらない戦争』
  内海愛子・石田米子・加藤修弘編
  社会評論社刊(定価 2940円)

※ 「山西省・明らかにする会」からご購入いただくと、2800円(送料別)にな
ります。お申し込み先は
 〒162-0845 新宿区市谷本村町3-26
  清井礼司法律事務所気付 「山西省・明らかにする会」
 TEL 03-5261-2251  FAX 03-5261-2253