| 35379 | 返信 | 日米戦争;1941年 | URL | 小林 哲夫 | 2005/06/06 07:53 | |
| うちはだいこさん 元気がありませんね。 貴方のマルクス主義では、戦争は一体悪いことなのかどうかが全然語られていません。 どういう戦争は悪い戦争で、どういう戦争は正義の戦争だ!という区別はないのですか? 私の日米戦争観を書いてみますので、貴方の戦争観で批判して下さい。 日米戦争の原因を考えてみると、日本側は受身の理由しかないように思われます。 アメリカにおける移民排斥とか反日感情が先に有って、日本でも反米感情が高まったことが時代の流れとしてありました。 それが最終的には石油禁輸で追い詰められて真珠湾奇襲という先制攻撃に至ったなどというのも受身の現象です。 中国への日本の侵略を阻止すると言うアメリカの戦争理由はどの程度のウェイトで理解したらよいか、現在は結論が出ていないように思われます。 戦後間もなくのころは、「全体主義国家日本対民主主義国家アメリカの対決」という構図で理解されていましたが、当時のアメリカ社会を詳しく見てみると、ほとんど全体主義国家になっていて、日本と大差ないと見えてきています。 もともと総力戦の時代に入ってからは、戦争をするには全体主義国家にならざるをえない、という事情がありました。 アメリカ側の日米戦争の理由としては、 1、中国市場を日本に占有されたくないという利害も有ったかもしれませんが、これはそれほどのウェイトは持って居なかったと私は考えます。 2、アメリカ政府は本音ではヨーロッパの戦争に参戦したかったのだが、国民に説得する理由が無く、兵士を戦場に送るにはそれなりの理由が必要であった。 アメリカは英国を助けると言う建前と、戦後の覇権を確立したかったのとの二つの理由でヨーロッパ戦線に参戦したかったと思われます。 そのために受託不可能なことを承知の上で、ハルノートを突きつけたと言われています。 真珠湾奇襲については暗号解読で、事前に知っていたが、国民へショックを与える効果を考えて、情報を現地に伝えなかったとも言われています。 こういう事情を勘案していくと、東京裁判で言われた、「平和に対する罪」という概念がいよいよ疑問になってきます。 一体「日本はアメリカを侵略したのか?」「日米戦争は侵略戦争だったのか?」という疑問がわきます。 私の考えは、あの15年戦争は、全体として侵略戦争であるが、それは中国を侵略したと言う意味であって、アメリカとの戦争は、帝国主義間の対等な戦争だったというものです。 |
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