| 35468 | 返信 | Re:反戦のために出来ること | URL | タラリ | 2005/06/13 18:12 | |
| 小林さんへ > 何だか皆さんで私を嘘つきにして盛り上がっていますが、全て私の考えを理解できていない人の早とちりなのです。 私は小林さんが嘘つきといったことはないし、そうであるとも思っていません。 生まれは反戦平和ですが、売文評論家、俗流歴史談義などから受け売りをしたあげく、右翼の里子状態になっています。 > 私は「日本近代の戦争は、全て必要の無いものだった。」という主張をしています。 > 必要でなかったという間違いに気がつけば、同じ間違いは繰り返さないに違いない、という反戦のための歴史解釈です。 「必要のないものだった」という認識自体は問題ありません。問題は必要もないばかりでなく、日本が起こした間違った(不正な)戦争だ、という認識があるかどうかです。 「必要ないものだった」という言葉はしばしば、損得勘定に置き換えられます。小林さんもまた、朝鮮併合を「持ち出しがあった」という損得勘定で否定しています。しかし、「必要ないものだった」という言葉の主体はだれでしょう。小林さんは植民地支配において受益者だった当時の日本の支配層の立場に身をおいて発言していませんが。 日本による植民地支配によって苦しんだ朝鮮民衆の立場から日清、日露戦争を考えたことはありますか。日本による植民地支配は朝鮮の民衆にとって搾取であり、民族文化の破壊であり、自主的な国民国家建設の阻害でした。朝鮮民衆の立場に立って、そのことがよかったのか、悪かったのかの価値判断を小林さんはあえてしない、しないことによって、窃かに、あるいは公然と擁護しています。 「必要がない」ということでとどまっていてはいけないのです。たとえば侵略される立場にとっては日本の侵略に対する戦争は「必要がなかった」のでしょうか、「必要があった」のでしょうか。侵略に対する戦争はしなくてはならない戦争=「必要があった」戦争でしたが、日本が起こした侵略戦争自体は、朝鮮・中国の民衆にとって「必要がなかった」はずです。 ここのところを小林さんはいつも巧妙にというか、下手くそにというか、すり替えてしまうのです。すなわち、「朝鮮・中国の民衆にとって『必要がなかった』戦争であるから、朝鮮・中国は抵抗してはならなかった、左翼のみなさんはそう言うべきだ」と。 > ところが4人の方々は全て、あの戦争はある人々(資本家など)にとっては、必要な戦争だったと考えているようです。 > 色々の意味で歴史的に必然性があった、と主張しているようです。 「ある人々にとっては戦争が必要があった」という主張は、戦争を必要としたひとびと、起こしたひとびとを批判している文脈です。小林さんはこれを「戦争は必然的に起こる、と主張しているひとがいる、しかし、必要がなかった戦争を必然的に起きたと主張するのは間違いである。そう主張するひとたちはよくない」というふうに下手くそな読み替えをするのです。 > さてここで4人の方々に質問ですが、貴方がたの考えによると、今後戦争を起こさないためには、我々は今何をしたら良いと提案できるのですか? 戦争を起こすひとびとに反対することです。戦争によって苦しむひとびとの味方になることです。小林さんはそうしていますか、そうしているつもりですか。少なくとも歴史認識においては、戦争によって苦しんだひとのことはすっかり忘れていますね。 > 例えば資本主義の必然で戦争が起きる!という説を採ったら、資本主義を打倒することしか考えが浮かばないのではないでしょうか? 4人のかたはマルクス主義者でないひともいると思います。ところでマルクス主義の主張は「資本主義の必然で戦争が起きる」ですが、同時に「戦争に真っ向から反対することは資本主義の打倒につながる」のはずです、確か。うちはだいこさんに聞いて確かめて下さい。だから、彼が真のマルクス主義者ならば、戦争に真っ向から反対するはずです。私はそれに反対はしません。 > これでも私を藤岡信勝と同じだと言い張るのですか? > どこが同じなのでしょうか? 小林さんが藤岡信勝と同じとは思いません。彼らの主張は「日本が戦争を起こしたことはいいことだ、これからも戦争をやれるように準備しておけ」です。 小林さんは戦争反対を口にしますが、「日本が戦争を起こしたことは悪いことだ」とは言えない人です。反戦平和をどう構築するかという考えはなく、「日本が戦争を起こしたことは悪いことだ」というと戦争反対ではなくなる、という主張をしています。そこが違います。 なぜ日本がおこした戦争が悪いと言えないのか、それは正確な歴史認識が出来ていないからです。歴史は解釈するものではありません。科学的に認識するものです。反戦平和の原点は何か、戦争で被害を受けたひとびとの身になって考えることです。小林さんはこの原点を忘れて空疎な概念操作の世界に遊び、真剣に戦争反対を訴える人に異議を唱えるのが快感になっただけの人です。 |
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