35494 | 返信 | Re:日中韓共同歴史教科書 | URL | 武蔵の一住民 | 2005/06/15 08:16 | |
> 違いますね、中華思想という発想が中原地域に元々あったわけではありませんし、また中国と認識してもいません。例えば中原は北方か らの侵略を度々受けますが北方民族にとって中原はそれほど魅力的な土地ではありません。現実に北方民族が移民してきた事もありません 。 中原にせよ中国にせよ、その指し示す内容は変遷して きていますが、自らの勢力地の中心を中国(西周の頃 には「中或(域)」)とすることは古くからあり、 中国と夷狄という発想も、古くからあるものです。 これがどうして、「中華思想とは中原周辺地域が 抱いていた憧憬に近い幻想」と断言できるのか、 まだ納得できないのですが。 あるいは、「中華思想」の定義が私とは大きく 異なるのかもしれませんね… > 北方民族の中原に対する憧憬なのですよ。清朝にしてもそうでしょう、満蒙民族が中原に移民してきたわけではありません。 「魅力的な土地ではありません」けど、「憧憬」はあるのですか。 「北方民族」にとって「中原」は、多分に観念的な存在で、一種の ユートピアということでしょうか… この様子だと、とほほ様の「北方民族」の定義も安易に 推定はできませんね。魏晋南北朝の頃のことを持ち出し ても、予想もできない「反論」がかえってきそうです。 うーん、こんなことで三投稿を使いきってしまうとは… |
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