| 35507 | 返信 | Re:必要の無い戦争 | URL | タラリ | 2005/06/15 22:28 | |
| > タラリさんは私があの戦争について「悪い戦争だと言えないのが問題だ!」などと思っているようですが、これが実はその逆で「侵略だ!侵略だ!」と決め付けていると、tpknさんや告天子さんなどにこてんぱに馬鹿にされているのです。 私の批判は私と小林さんの間の問題です。tpknさんや告天子さんが何を言おうが関係ありません。 > 私は満州事変、日中戦争は明らかに日本の侵略だ!とどこででも言っていますので誤解ないようにお願いします。 これには異議ありませんので論点からはずします。 > この誤解は私が歴史を複眼で見ることを主張しているために起こることのようです。 > 戦争を起こした側に立って考えてみる、戦争の被害者の立場に立って考えてみるという複眼を提案しているからです。 > > さて満州事変が侵略戦争だった、という認識は、この場合どちらの立場に立ったものでもなくて、公平に考えて、侵略だったと私は考えています。 「戦争を起こした側に立って考えてみる、戦争の被害者の立場に立って考えてみる」こと自体はいいのですが、それは考えるための過程にすぎません。結論ははっきりさせて下さい。結論はひとつだけにして下さい。両論併記は困ります。いったい、小林さんは「戦争を起こした側」、「被害者の立場」、「どちらでもない公平の立場」という3つの使いわけをしているのですか。小林さんの本音はどこにあるのですか。 > 侵略戦争だったという認識は、「悪い戦争だった」という価値判断を当然含んでいます。 > 戦争を悪い戦争とやむを得ない戦争と良い戦争に分類することは可能だと思います。 > 侵略戦争は悪い、侵略に対して自衛するのは止むを得ない戦争、民族解放戦争は良い戦争という具合です。 これはあなたの本音の意見ということでよろしいですか。覚えておきますよ。 > しかし良い悪いという価値判断とは別に必要だったか、不要だったか、という分類も考えてみる必要があるというのが、今回の提案です。 > 必要性については、私は経済的損得の意味は重視していません。 > それより自衛のためという口実の方をもっと吟味すべきだと考えです。 「経済的損得は重視しない」というのであれば、朝鮮植民地化が不要だったという小林さんの判断は根拠がなくなりますが、それはどうします? > 日清日露戦争を今でも自衛のために必要な戦争だった、と考えている日本人が普通ですが、これを批判する目的です。 > 日清戦争は自衛と関係ありませんから、その必要性は、認められない、という主張です。 日清戦争は日本の「自衛」戦争ではないということはよろしいですね。 > 必要の無い戦争をしたということは、結局は悪いことに繋がります。 戦争は侵略戦争と自衛戦争に分けられると先ほどおっしゃいましたが、その分類にしたがえば日清戦争が自衛戦争でないとすると侵略戦争という位置づけでよろしいですね。それならば、必要性という中間項抜きで悪いと結論すればすむことです。 > 日清戦争で戦死した日本兵は一体何のために戦ったのでしょうか? > 本当に国のためになったのでしょうか? > ということを今議論すべきでは無いでしょうか? > というのは日清戦争を中国に対する侵略戦争とすることは無理があり、これは「侵略戦争で悪い戦争だ」とは言えないからです。 議論したいのなら歴史的事実を小林さんも提示して議論する必要があります。 日清戦争は一義的には中国から朝鮮の支配権を奪うために行われた戦争で植民地争奪戦争です。 日清戦争は清との戦闘のみに目がいきますが、実は朝鮮に対する日本帝国の支配が同時進行していたことに注目しなければなりません。開戦直前の6月には要請もないのに朝鮮に派兵、駐留を開始します。続いて清に朝鮮の内政改革を共同提案しようと持ちかけてこれを拒否されるや、清国軍を攻撃、7月23日には日本軍が朝鮮王宮を包囲し、大院君を担ぎだすクーデターを起こします。8月に日清戦争開戦、10月には日本支配に反対する農民反乱である東学党の乱を鎮圧します。翌年3月には停戦が行われましたが、10月8日には閔妃を暗殺して再び院君を擁立し、日本の支配をより強固なものとします。 日本の朝鮮侵略は清による支配を戦争によって排除する一方、朝鮮に対しては公然たる侵略戦争としてではなく、朝鮮王朝の宮廷内闘争につけ込み、朝鮮国内に日本軍が常駐し、恫喝、内政干渉、テロ、暗殺によって、少しずつ日本支配に抵抗する勢力を排除してできたものです。すなわち、日清戦争なしには朝鮮支配(侵略)はなく、朝鮮支配(侵略)の目的なしには日清戦争はなかったのです。 日清戦争は朝鮮支配を巡って開始されますが、開戦は日本が諸種の和平提案を無視して一方的に攻撃を開始したものでした。これは後に先制攻撃をもって「侵略Agression」と見なす国際合意に相当します。また停戦後に中国の領土割譲を行ったことで帝国主義侵略戦争の条件を備えることになりました。 ところで、朝鮮はもともと清朝の属国だったのだから、単に支配する主体が変わっただけで、侵略ではないという向きがあります。清朝は周辺諸国とは柵封関係といって、名目上清朝に服属することでもって、貿易などの便宜を与えるという関係をとっており、朝鮮は内政、外交、通商などにおいて主権国家でした。しかし、日本の支配はこれらの朝鮮の主権すべてを奪ったので、日本の支配を恨んでも清朝への服属時代を恨む韓国・朝鮮のひとはいません。 > 日清戦争を朝鮮に対する侵略だ!という見方は出来ないことはないのですが、これで日本人の常識を作るのは難しいと思います。 日本人の常識を作ることは討論の目的ではありませんので、小林さんもどうぞ事実に基づいて自由に発言なさって下さい。 |
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