| 35541 | 返信 | 平和民族日本(1) | URL | 小林 哲夫 | 2005/06/17 20:51 | |
| 以前日本人は平和民族だ、という投稿をしましたが、あまり信じてもらえなかったので、もう少し詳しく歴史を追って、何回かに分けて、書いてみます。 遠慮なく質問をお願いします。それによって、勉強を更に深めたいと思っています。 先ずは縄文時代から。 (1)縄文時代には戦争はなかった 1万三千年前頃に縄文時代が始まり三千年前頃に弥生時代が始まるまでの約1万年間が日本歴史における戦争の無い期間でした。 この極めて長い間の平和な生活が日本人の性格を形作り、日本文化の基調を作ったと私は考えます。 日本人は文字も戦争も知らず、1万年を過ごし、その間に村の道徳や家族のルール、食べ物の料理の仕方、家の作り方、宗教儀式や、お祭りの仕方、などなどを大陸とは殆ど関係なく独自に発達させ、漸く紀元前後頃に稲作や戦争を習って、所謂歴史時代に入ります。 日本人にとって歴史時代というのは現在に至るおよそ2千年にしか過ぎないということから、逆にその前の無文字、無戦争の1万年間の重要性を強調したいと思います。 考察;戦争の始まり 地球上で戦争が始めて起こったのは、定住・農耕が行なわれた頃のようです。 しかし日本では縄文時代後期には、定住・農耕が行なわれた様子もあります。 三内丸山遺跡で、栗の木が栽培されていたことなどから、稲作ではないがある種の農耕は始まっていたようです。 定住、農耕は行なわれていたにもかかわらず、それでも戦争は無かったととすると、日本の縄文時代は世界史の例外ということになります。 日本では弥生時代に渡来人が稲作とともに戦争をもたらしたと考えられています。 この歴史から、戦争は経済的条件が揃うと自動的に起こるものでは無いということが解ります。 このことから私の作ったストーリーは、「戦争は戦争によって伝播する」というものです。 地球上のどこかで初めて戦争が戦われた地域では、侵略されて戦争を経験した人々は、その経験に学んで、防衛体制を整えたり、あるいは逆に周辺を侵略し始めます。 つまり戦争は戦争を呼んで、陸続きの地域に戦争と言う現象が伝播していきます。 これが、ユーラシア大陸全体が戦争社会になった経緯だと考えます。 日本には渡来人が戦争を持ち込むまで、戦争が無かったのは、戦争ということを知らなかったからです。 日本で戦争が始まったのは、農耕が始まったからではなく、戦争に慣れた人達が渡来して日本でも戦争を始めたからだ、となります。 戦争の起源は農耕の開始などの経済的要因によるものではなく、戦争そのものの伝播にある、という結論です。 戦争そのものだけでなく、戦争の仕方もこのようにして伝播すると私は推測するのですが、今のところ勉強不足ですので、私の今後の課題とします。 |
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