35600 返信 Re:あしなさんに質問 Re:「人間は楽をしようとサボる生き物である」? URL あしな 2005/06/20 19:40

> >これは行為者の心的現実を度外視することによって、行為の全責任を行為者の心的内面に帰してしまっているわけで、まあネオリベ的な心理主義化って言うのはこういうことになるのよね、と言う見本ですね。
>
> 行為の全責任は行為者にあるのです。これが基本。
> そうでない場合はその行為を強制した者にある。
>

 おっちゃんの様に個人の行動と責任に関して社会・生物的要因を度外視してひたすら心理主義的に説明するやり口は20世紀も60年代辺りまでで廃れたと思ってましたが。


> で、責任を追及された経営者がいるのですか?あるいはその責任を追求する意思があるのですか?
> その気もないくせにいいかげんなことを言うもんではありません。
> 「労災適用」云々のことならば業務上生じた「偶発事故」か否かの範囲の話です。
>
 
 一般論と個別事象の話をごっちゃにされてもね。

> >しかしそもそもおっちゃんが当初主張した「労働者と資本の利害が一致している」という命題が妥当であるためには、大多数もしくは少なくとも過半数の労働者が過労死しているか過労死寸前になるまで働いていることにならないとおかしいんじゃないか?
>
> 何の話かわからないのですが、そういう幻覚が見えているのですか?
>
 おっちゃんの話が成立するための、現実的には不可能な条件について語っています。おっちゃんもその不可能性を感知するが故に「幻覚」と言うのでしょうか。


> 「非労働」なんてことばを登場させるからそういう思考経路になるのかな?
> 前提がおかしいわけですね。
>

 現実の「労働」が本質的に「賃金奴隷制(廣松渉)」としてあることを踏まえています。おっちゃんがその辺の論理を回避して何を言っても始まらない。無力な揶揄ですらない。



> >おっちゃんが言うのは「みんな会社に入って辞めないでいるんだから、心の底から会社と一体化して働いているのに違いない」と言うだけで、「ホントは嫌々なんだけど、仕方がないからそういう振りをしている」という「可能性」すら全く無視しているので論外。
>
> 一部の労働者がそうである「可能性」まで否定しません。
> もちろんなかには「ホントは嫌々なんだけど、仕方がないからそういう振りをしている」人がいるでしょう。
> そういう人たちは可哀想・・・ということですね。それならわかる。
> 「ろくに仕事ができない人にもたっぷり給料くれてやれ」という主張ですか?
> そんなことしたら嫌々・仕方なく働いているのではない大多数の労働者が怒り出しますよ。
>
> あしなさんの例外偏重主義的考察は、だからどうしろという話にならないのですね。

 自分で勝手に「例外」と決めつけるだけでは話にならない。おっちゃんの話が成り立つためには、労働者の大多数・少なくとも過半数において労働が搾取でも疎外でも物象化でもそういうものと関係ないということを示さなければならない。

 で今のところおっちゃんが示したのは「皆が会社に入って辞めない」ということだけ。(実際にはそれも検証が必要)。大多数の労働者において他に選択肢がなくて仕方なくそうしているのであれば、「労働者が資本の利害に従属させられている」と言うことはできても「労働者と資本の利害が一致している」と言うことはできない。もちろん人間が苦役の中にさえ喜びを見いだそうとすることと背反しない。