35615 返信 Re:あしなさんに質問 Re:「人間は楽をしようとサボる生き物である」?(ちゃちゃいれ、ないしは疑問。) URL 工藤猛 2005/06/21 11:39

> >  過労死が現代社会で推奨されているのか。
> >  問題点有りとして社会的にも行政的にも是正策を考えている。
> >  違うのか。広く労働災害死の一形態として問題視されてきた。
 
>  過労死もサービス残業も良いはずがない。しかしここでは個別事象の話ではなく、現代の生産関係一般を賃金奴隷制の観点から問題にしており、日本国がよそよりマシかどうかということも直接は関係ない。もしちゃんと批判したいのなら、現代の生産関係一般がおっちゃんの言う労働の本来的な在り方に即している乃至そこから大きく外れていないことを構造的に示さなければならない。


  現代社会で推奨されているのか。
  されていないとしたのなら、問題解決への大きな大一歩だろうが。
  エンゲルスの本や資本の源的蓄積における歴史的な事例研究を知っているのか。
  日本国でも明治維新以降本源的な蓄積は多大な犠牲の元なされた。通過点だ。
  江戸時代より遥かに発展性のある明治時代が日本列島に展開された。
  だれにとっての発展性だった。農民にとってだよ。江戸時代住民の90%は
  農民だ。多数派にとってよき変化が明治維新だった。その代償も大きいよ。
  「天皇のために死ぬ」徴兵制も施行されたんだから。
  農民の子は粗食に耐える粘り強い兵隊になった。
  その犠牲もあり1945年以降には豊かな農民になれた。
  順序がおかしいだろうか。そんなことはない。歴史的な事実だから。
  命を削って資本は蓄積された。今の社会で認められていることか。
  麻薬の密売で得た資金で会社を興して世の中は褒めてくれるか。

  個別事象に真実が現れる。
  CGで「理想的」な女体を表現できたとしてそれがなんなんだ。
  触れる、なめれる即物的な生身の肉体としての女性がいなくては
  おのこはもんもんとするだけだ。空中浮遊して思考があるだけでは
  納得されないから現実社会で試行錯誤の末に暮らしやすい世の中になってきた。
  現実社会では個別具体的な事例から物事は判断されてゆく。
  抽象は抽象だけで現実を抜きにヒカリ輝いていて崇め奉る真実なのか。
  個別具体的ななまぐさい悩み事、厄介ごとから超然としている真実に
  ドンナ価値があるんだろうか。一億円の市場価値のあるダイヤモンドや金が
  飢えて死にそうな子供らの前で輝いていたところで飢えの解消に何の役にも
  たたんわ。その市場価値のある鉱物を食料に変える社会的な仕組みがないと
  一億円の価値のあるものを前に子供らは飢え死にするだけだ。
  だれが仕組みをつくり維持してゆくんだ。必要な時期に必要なものを
  だれが届けるんだ。必要な人が毎回毎回、必要になるたびに個別に交渉して
  手に入れるんかいな。ビールが飲みたくなったら麦作りから始めるのか。
  寿命が200歳あってもそれではらちがあかんわ。今米が必要なのに
  採集時期まで待てないときはどうする。ビチクがいるよな。
  自国内の穀物生産が需要に不足する時はどこからドンナ手段で手に入れる。
  誰が手に入れる。そのような事態を予想してドンナ機構が蓄える。
  個人の力量ではどうしようもない想定事例はあまたあるだろうに。
  だれが面倒見ているんだ。時には死ねと命じる国家が面倒を見る仕組みに
  日本列島に住まう人々が作り上げてきたんだよ。国家は怖いよ強力だよ。
  死刑と宣言すれば処刑する権限を与えられている。誰が与えた。主権者たる
  国民が与えているんだよ。天皇は現代では主権者ではない。


  現代社会で推奨されているのか。過労死が。
  されていないのならば、すばらしいことだ。
  庶民の安寧にとって一大進歩だろうが。
  古代に奴隷制がなんで衰えた。衰えた理由があるはずだ。
  奴隷という制度は理念的に人道に反しているという理由で
  古代社会から消えたのか。そうではあるまい。


> > *****

> >  「喜んで天皇のために死ねる」という価値観はなくなった。
 
> 「天皇のため」はともかく「国家のため」は一つもなくなってねーだろ。


  ほうそうかい。国家のためには死ねと自衛隊員は教育されているのか。

  それは中国共産党や現代のロシア軍に言ってくれ。
  ロシアや中国は大規模デモに軍隊を派遣しているよ。
  自国民に軍事力としての自国軍を派遣しているよ。

  日本列島を侵略に来るものどもに「命をかけて戦え」という教育は
  日本国の自衛隊でもしている。あたりまえのことだろうが。
  社会組織のある限り当たり前のことだ。無政府主義者だって認めるさ。
  自分の誉れ、名誉のためであっても、お前さんは死ねないかい。そうかい。
  つまんねーおのこだな。奴隷になっていてでも生き恥をさらしても
  相手のケツのアナをなめていても生き残りタイプであったか。
  それも共同体の生き残りには必要な生き方だ。私は嫌だ。生き方の差だ。

  私の惚れて結婚した女房は教室に暴漢が入ってきたら
  暴漢の首をへし折っても教え子を守る気概のある女だ。
  その気性の激しさにたじたじになる場合も多いのだけれども気に入っている。
  男でも女でもホモでもレズでも関係ない。必死になって守りたいものを
  守らないで人間はやってられんよ。小鳥の親だって雛を守るためならば
  カラスに立ち向かって戦っているよ。

  国家がそんなに嫌いか。
  現代日本国家の達成した経済水準、文明度の恩恵はフルに活用しているくせに。
  庶民の安寧を妨げる犯罪者を逮捕しているのは国家の組織だよ。
  国家の組織抜きで横田めぐみさんを拉致しに来た工作員を
  あなたはどうやって阻止することが出来る。
  24時間、おやが13歳の娘に付き添っていられるか。
  公共の安寧を守る組織は必ずいる。
  無政府主義者にしろそれらの手段を講じなければ地域社会は維持できない。
  無政府主義者を支える集団ですら維持できなくなる。分かりきったことだろうが。
  「誰のため」なら死んでもいいんだ。自分のためだけになら死んでもいいのか。
  自分の分身のように愛している存在の為には死んでもいいという気にはならんか。
  ならないならしょうがないね、生きかたが違うんだろ。よんどころない。
  自分のためにすら死にたくは無いという考え方や生き方もこの世にはあるだろうか  ら、この世はややこやしくて複雑で柔軟でなまめかしくていい。
  わけわからんちんの複合体にそれらしい枠を与えているのが世の中だろうに。
  完全な自由な固体同士が毎年毎年ないしは毎月毎月さいしょからこの世の中の
  仕組みを全員一致で合意して運営してゆく仕組みなんて有り得るんだろうか。
  無いものねだりだろうが。なんらかの生活してゆくうえの秩序は必要だろう。
  誰かが食料や日用雑貨品を供給してくれないと全員が農民にならないと
  生きてゆけなくなっちまう。医者も必要だよな。略奪者を阻止する仕組みも
  必要だよな。個人一人一人が自給自足で生きていけるのか。
  個人と個人がであったら共同するか共存するようになるんだよ。
  殺し合いになったらどうするかって。そこで終わりだ。
  殺しあわない個人と個人の集団がその場やその地域の文化、秩序を
  こさえてゆくんだろうさ。

  暮らしてゆくうえでの決まりごとは国家が取り仕切ることもあれば
  宗教が取り仕切ることもあれば組織や集団が取り仕切りことも
  あるだろうさ。どこかで誰かが取りまとめて個人対個人の関係性を
  整理統合し秩序だてなければ安穏な生活は成り立たないよ。

  あしなさんにも【あずましく感じられる】仕組みはあるんだろう。
  なんの規制、規則、約束ごとのない無秩序ないしは出たとこ勝負の生活が
  望みなのだろうか。
  




>  問題は上記の様な「個人の観念」を国家目的のために動員し、個人の生命を収奪するシステムにある。またそのシステムにおいて「家族や恋人」を強引に「国家」と同一視させた上で「のために死ぬ」ことが強制されること。
>  工藤さんの論理において個人の生/死が国家に簒奪されることを許容してしまうのは、いつでもこのパターンだ。


 個人の生活、家族の生活、遠くの地方に住んでいる親の生活を守り維持していく
 手立てを確保する日常の具体的な行動は個人の技量、能力を超える。
 介護保険の制度が無ければ私の親は「施設」に入れない。
 保険を利用しないで自費で親を介護できる財力が私にはないから。
 子供も義務教育を終え高校に入り卒業するまで多くの人の世話になった。
 個人だけでは子供の教育に責任がもてなかった。学校という組織を頼らないで
 個人が子供の教育に責任を持った親もなかにはいただろう。
 道に倒れている人がいたら、個人の責任で世話を出来るか。出来やしまい。
 社会の組織を利用して何とかしようとするだろう。
 北朝鮮の組織はどうだ。倒れている人を社会で扶助する、救助する仕組みに
 なっているか。中国共産党の構築している社会はドウだ。公害の摘発、報道ですら
 命がけだ。地方共産党幹部の腐敗を正そうとしただけ逮捕され無実の罪で
 死刑にされ臓器を摘出された事例は確認されている。なんたる無法だ。

 国家の枠組み、国家の性格は一律ではないよ。
 国家という組織、機構、理念を実際に動かし生かしているのは生身の人間だ。
 国家というのは一律に悪なのだろうか。個人で悪人はいる。国家にも悪党は
 あるんだろうな。北朝鮮は悪党の国家の筆頭だろうな。それはわかる。
 国家そのものは必ず原理的に絶対に悪の組織になるのだろうか。
 簡単に言う。国家の存続の為に死ぬ場合があってなにが不都合だ。
 主義や組織や理念の為に死んだ仲間に涙することは無いのか。
 同じことだと思うよ。