35711 返信 Re:Reさらに「労働について」 URL あしな 2005/06/26 08:04

> 実態はまさしく「低賃金非正規労働者」の動員ですが?(外国人労働者の実態と同じ)
> それにあしなさんの見解によれば、それ以上のものはありえないわけ。
> では何のために女性が働くことを望むわけよ?
>

> その「画策」に乗らない選択しか道はないでしょう。自らの選択でそれに「乗った」場合はそのことによって生じる社会的責任の主体になる。「私も加担しているけれど、そうしないと飢え死にするので仕方がなかった、責任はすべて資本家にあるの」なんて情けないことを主張するなって。
> とことん一人前の大人たちを甘やかしたいわけね。

個々人が何かを望む場合、「望むこと自体」はそれぞれの様々な条件にそれこそ生物・心理・社会的に規定されるでしょう。しかし社会総体として見た場合に、様々な形で現れる欲望を一定の形式に収斂させる構造について語っている。

個人が何を考えどう動くかという話と、システムがどうなっているかという話は全く別物である。現代の資本主義において、個々の労働者がどう思っていようと、それとは無関係に総体としての賃労働の在り方が「賃金奴隷制」なのであり、あくまで個々人の意識や感情とは切れた話である。

にもかかわらずおっちゃんは「個人はどう考えているか」という枠組みから批判しているわけで、その批判はおっちゃん自身が「総体としてのシステム」という発想の無効性を証さない限り無意味であり、何度も言う様に、「社会総体」という枠組みので問題性を黙殺し、あらゆるものを個人に還元してしまう点で、「システムによる桎梏」を認識しそれを改善する可能性を否定しつつ個人を抑圧するものでしかない。

システムを批判することが「大人を甘やかす」と本気で見えているのであれば、おっちゃんは全く見当違いなこと言い張っている。もしわざとそうしているのであれば、自発的に権力の犬であろうとすることの小賢しさが透けて見える。