| 35764 | 返信 | Re:単一民族論 | URL | 山 | 2005/06/29 20:42 | |
| 小林 哲夫さん こんにちは > 日本語の起源について大いに勉強できました。 > > そこで山さんの説明の時間軸にちょっと違和感があります。 > > 例えば朝鮮語と日本語の違いは、相当に大きくて、その分岐の時期は5千年以内ではありえない、と言われていて、私もそう思っています。 私も小林さんと同様に朝鮮語と日本語の違いは、相当に大きくて、その分岐の時期は5千年以内ではありえないと考えています。 私の3つの仮説もすべてそのことを踏まえた立論になっています。 1.縄文人はもともと独自の言語を持っていたが、朝鮮半島からアルタイ系言語を持った民族と南からのオーストロネシア語族の影響を同時に受け、縄文中期以降、アルタイ系言語と南島語の混合言語を話すようになった。これが原日本語となる。 弥生人は日本に少数しか移住せず、やがて弥生人の子孫も日本語を話すようになった。 1では日本語と韓国語とは全く別の言語になっています。 2.縄文人はもともと独自の言語を持っていたが、縄文中期以降オーストロネシア語化した。そこにアルタイ系言語を持った弥生人が移住し、日本語はアルタイ系言語とオーストロネシア語の混合言語になった。 2では説明不足かもしれませんが、弥生人の言語と韓国語は全く別系統の言語だと考えています。 3.縄文人はもともと独自の言語を持っていて、朝鮮半島にはアルタイ系言語を持った民族が複数いた。縄文人はオーストロネシア語を話すようになり、朝鮮半島のアルタイ系民族の一つも南からのオーストロネシア語族の影響を受け、朝鮮半島南部でアルタイ系言語と南島語の混合言語を話すようになっていた。 そこへ、中国から水稲稲作技術が伝わり、アルタイ系言語とオーストロネシア語の混合言語を話す弥生人が、オーストロネシア語を話す縄文人の言葉を駆逐し、弥生人の話す アルタイ系言語とオーストロネシア語の混合言語が日本語となった。 朝鮮半島では、もう一つのアルタイ系民族の言葉が話されるようになり、弥生人の言葉は朝鮮半島から消えていった。 3ではアルタイ系言語を持った民族が複数いたということです。 この両者は同じアルタイ系とはいえ、今の日本語と韓国語と同じくらい異なっていたと考えています。 以上のように、朝鮮語と日本語の違いは、相当に大きくて、その分岐の時期は5千年以内ではありえないと考えを踏まえた立論になっています。 > 言語が分岐して別の言語になるためにはそれなりの時間が必要です。 > > 縄文時代が1万3千年前に始まったとすると、それ以後に言語の混合が起こったと言うのはどうも信じがたいのですが、如何でしょうか? 言語の混合というのは、もっと最近にも起こっています。 例えば、ピジン言語です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B8%E3%83%B3%E8%AA%9E 引用開始 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ピジン言語(ぴじんげんご)とは、外部からきた貿易商人などと現地人によって異言語間の意思疎通のために自然に作られた混成語。これが根付き母語として話されるようになった言語がクレオール言語である。旧植民地の地域で現地に確立された言語がない場所に多く存在する。英語と現地の言語が融合した言語を「ピジン英語」といい、パプアニューギニアとソロモン諸島ではそれぞれ国内の共通語として使われている。又バヌアツではピジン英語がビスラマ語と言う呼称で公用語となっている ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 引用終了 ビジン、クレオール以外でも言語の混合はよくあります。 http://nihongo.human.metro-u.ac.jp/bonins/06long.htm 引用開始 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 英語は、千年近く前に、フランス語から大量な単語を取り入れた。このように他言語から導入された単語を借用語(borrowings)と言う。現在の英語では、これらのフランス語起源の借用語を一つも使わずに会話をするのがほとんど不可能なほど、それらは英語の不可欠な一部となっているのである。しかも、英語が経験した言語接触は単語の導入だけにとどまっているわけではない。英語の文法そのものも言語接触によって大きく変えられたのである。また、現代英語そのものはノルマン侵略後に形成されたクレオールに由来すると主張する学派もある ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 引用終了 |
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