35870 返信 平和のためになすべきことは(2) URL タラリ 2005/07/06 20:06
私は先天的民族性があるとは言っておりません。民族性というのは民族が形成されてできあがります。民族形成以前に民族の「先天的」性格はありえません。

武蔵の一住民さんにも誤解があるようです。小林さんが論じているのは「後天的民族性」であることは理解しています。その上で「後天的民族性」が平和、戦争に関する基本行動を決定するという小林さんの説を批判しているのです。

日本人・日本民族には、集団的な合意を大切にするとか、地域ごとに団結し激しく競争するとか、自分の意見を言わず、他人の意志を尊重するとかの性質はあります。これは民族の「後天的」性格の一部と言えます。しかし、戦争=平和に関して好戦的か平和愛好的かという二分法によって表される固定的性格はありません。その時代、時代の政治・経済・国際状況によってどちらに傾くこともありましたし、これからもそうであるでしょう。


この件終わり。


今回の小林さんの<平和民族日本(7)>は家の構造から治安や戦争の頻度などを類推するというものです。この議論は武蔵の一住民さんが、丁寧に反論されています。他にも付け加えたい反論点はたくさんありますがあえてそれを述べるは必要ないでしょう。

なぜなら、小林さんの結論部分は日本民族が平和な民族ということが予定されているに違いないからです。すでに「平和民族日本」論については批判済みであり、反論を待っているところですが、小林さんはすべてスルーして勝手に持論を展開されています。

そこで、「平和民族日本」論の本体部分の小林さん主張は置いておきます。小林さんはなぜ、「平和民族」日本が約1890年頃から1945年までの約50年間にわたり侵略戦争を10年と開けずに続けたのかということを原因解明する必要があるでしょう。

「平和民族日本」論は誤りですが、実際的でない議論です。平和民族日本がなぜ、戦争を始めたか、を検証すれば自然と「平和民族日本」論の破綻が浮き彫りになるはずです。

前回の小林さんの説明では、日本人は平和民族なのだけれど、開国するや40年足らずで戦争ばかりした。戦争に慣れていなかったから、侵略戦争(小林さんによれば下手な戦争とは侵略戦争のことだという!!)を行った、戦争に慣れていなかったから残虐行為を行ったという奇想天外な説明でありました。

この説明で納得できるかたはちょっとこの板にいないでしょう。

戦争に慣れていなかったから侵略戦争をする、という説明ですと、戦後60年間平和を守ったきた平和民族日本はそれだけですでに再び侵略戦争を始める可能性大である、といわざるを得ません。なぜなら、「戦争に慣れていませんからーーっ」、なのに、小林さんは

>私の平和民族論だと、もう一度あの間違いをしないように気をつけることが必要と言
>う結論です。

という至ってのんびりとしたことを書いています。

平和を創るためには「何をどう気をつければいいのか」そのことこそを研究すべきです。江戸時代以前平和民族だったのだから、安心していればいいよ、ということを言うために平和民族であった証拠を一生懸命書きつづっている場合ではないのです。

小林さん、私の言うことにちっとは真面目に答えて下さい。