| 35873 | 返信 | 平和民族日本(8) | URL | 小林 哲夫 | 2005/07/06 22:41 | |
タラリさん お元気でしたか? タラリさんの偏見を正すために努力した甲斐がありました。 民族の後天的性格について議論をしていることを解ってもらえたようですね。 明治以後の戦争については、平和民族に同意してもらってから説明します。 「反論を待っている・・・。」と書いてありますが、どの文章か解らなくなってしまったので、もう一度教えていただけないでしょうか? 武蔵の一住民さんのコメントは特に間違いは無いでしょうが、私が反論しなければならない点も無いようです。 「在地法」については書いてあることが良く理解できないので、もう少し説明してもらえないでしょうか? 山さんの縄文語の説明を待っています。 その間に今度は「江戸時代の平和」について続けたいと思います。 (1) 江戸時代は悲惨だったか? 歴史認識の問題 江戸時代について、我々が持っているイメージは大変否定的で、暗くて抑圧的、封建的で悲惨という印象が強いものです。 これは我々が過去を見る時の前提としての歴史をどう見るかという問題です。 江戸時代、明治時代、戦前の昭和時代、戦後という流れを、どのように認識するかという問題です。 我々は敗戦、戦後という時代に立って、戦前の昭和時代を間違ったことをした時代と反省して出発しました。 その時に戦前の軍国主義の間違いは、江戸時代の封建制度の続きと理解したようです。 戦前を封建的、戦後を民主主義と対比させて考えたものでした。 戦前のことは何でも封建的と非難し、戦後を民主主義の世の中と謳歌しました。 戦前には民主主義が無く、江戸時代以来の封建制が残っていた為に、我々は誤った戦争をしてしまったと反省したのです。 明治時代の文明開化の時にも、江戸時代は日本の遅れの元凶として否定されましたので、これは二度目の否定でした。 この史観の奇妙なところは、今回の侵略戦争の原因を考えるに際して、一つ前の明治時代を飛び越して、江戸時代の封建制の方を厳しく否定している点です。 その奇妙な発想の原因は「アメリカ民主主義を否定したくない」という気配りに有りそうです。 「黒船(アメリカ)によって開国して、文明開化した当初は良かったのに、昭和になって江戸時代の封建制が復活して、戦争の過ちに突入した。」というような筋書きは、これこそ占領史観といえるかもしれません。 江戸時代は百姓が悲惨な生活を押し付けられ、少数の武士が威張り散らし、切り捨て御免の無法が横行し、飢饉が頻繁に起きて、年貢を力ずくで搾り取られ、百姓一揆が蔓延した・・という調子が我々の江戸時代観です。 サヨク革命史観 このように過去をみじめな歴史と見、悲惨さを強調する史観は、革命家が現状変革の必要を説得するために過去、現在を大袈裟に悲惨に描くやり方でもあります。 これらは全て戦後はやりのマルクスの悪影響だと思います。 百姓は狭く汚い家に住み、米もろくに食べられず、娘を売って飢えをしのいだ、というイメージが現代日本人に定着している様子は、驚くべきものがあります。 勿論そういう惨めな百姓も存在したことは事実でしょうが、江戸時代の日本人全体をこのようなイメージで代表させるのは、歴史学として間違っています。 これはちょっとした誤解として見過ごして良い問題ではありません。 歴史を見る時の姿勢が根本的に間違っているということです。 豊かで美しい日本の過去の文化に目をつぶって、豊かな美しい未来を描けるはずが無いからです。 |
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