35930 | 返信 | Re:国民は国家の為に死ぬべきだと主張する校長先生 | URL | H・T | 2005/07/09 20:35 | |
> 本日の朝日埼玉版によりますと、私立の狭山ヶ丘高校の校長の小川義男という人物が、 > 「県議会教科書を考える議員連盟」が6日に開催した「教育再建を阻む戦後思想」というテーマの講演会にて、 > 「教育基本法は無国籍。今の教育では、日露戦争など日本の誇るべき歴史文化が正しく伝わらない」 > (日本の一部の勢力が獨島の領有を主張している件について)「国境線は軍事力でないと維持できない」 > などと述べ、さらに > 「己がどうなろうと、国家が栄えればそれで構わないという心情を抱ける教育をしなければ、この国は滅びる」 > と主張したところ拍手を浴びたそうです。 横レス失礼いたします。 この校長先生の教育方針、事の是非はともかく大変興味があります。 一体、どのようなカリキュラムを組んで、上記の様な心情を抱かせるのでしょう? 教科書は例の「新しい歴史教科書」とか使うのでしょうか? 戦前の兵隊さんのいい話とかもいっぱい教えるのでしょうか? でも小学生ならともかく、(こういう言い方は小学生に失礼ですが。) いまどきの高校生をそんなので納得されることができるのでしょうか? 「お国のために死ね」とか教えたら、かなりの確率でこう言われるんじゃないでしょうか?(私なら言います。) 「まず、先生が見本をお見せください」 こういう物は、まず偉い人がお手本を示さないと下の者はついてこないと思うのですが、 > その昔天皇という立場にあった裕仁という男など、保身の為にこの国をアメリカに売り渡そうとしました (森永さんの というくらいに当時の一番偉い人でも実践できていないのに、どうするのでしょう? この校長先生の理想の教育が成就した時、もし「己がどうなろうと、国家が栄えればそれで構わない」事態が起こった時、この校長はお命を捧げて下さるのでしょうか。 多分、やらないでしょうね。 私はもしそういう事態が起こった時、真っ先に死ぬのは教え子など若い人で、こういう言いだしっぺの人は最後まで生き残ると思っております。 前の大戦中がそうだったのでは? 今や、そういう教育を行うのはもう無理なのではないでしょうか? この校長先生の前には難問が山積みのようです。 |
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