| 35939 | 返信 | Re:Reさらに「労働について」(社会構造の片鱗) | URL | あしな | 2005/07/10 15:33 | |
| > > > > ならば、みんなが「金を稼がなくとも食える」事例やその根拠を具体的に提示してみられてはいかがですか? > > > そんなものに資本主義もヘチマもないのですよ。 > > > 例えば貨幣成立以前の社会および無業者への衣食住完全給付の社会。 > > 要求にこたえるだけの富の蓄積をどうやって当該社会は作り出すのだ。 > それこそ社会構造の問題だ。働かないでも食ってゆきたいと > だだをこねているだけでは社会はあなたに無料で食い物を届けやしない。 > 届くだけの社会の仕組みがいる。事前に配分できるだけの富や食料が > 当該社会にないことには話にならんからね。 例を挙げろと言われたから挙げた例に関して上記の様につっこまれてもしょうがない。 私は「べき論」を展開しているわけではない。その意味ではtpkn氏の揶揄も的はずれだ。彼は相手の論旨によらず人間関係的な「敵味方」認識による対応を批判する割に、本人も往々にして「人間関係に依拠」したような発言をしてしまう。 特に「無業者への…」に関する批判は全く的はずれなんだが、こちらも(単なる例示だからと思って)あまり説明していないので、ネタ元だけ紹介。 アントニオ ネグリ 「帝国」とは何か 現代思想 2003年2月号 青土社 39ページ (グローバルな「帝国」的状況に呼応する)昨今の経済的グローバリゼーションに対して、世界的次元での市民権を要求していかねばなりません。とりわけ、移動の権利、最低賃金を《市民としての収入》とみなす権利、再所有の権利、つまり生産はミュルティテュッド〔多数者=多数性〕に属しているという事実を承認させることです。 (最低賃金について)われわれはこうした社会資本への参加者全員に報酬が与えられることを要求するのです。 生産はいまや完全に生政治的なものになり、したがって生そのもの、生きること自体が報酬の対象になるということです。 もちろんこのように引用したからと言って私がネグリの言説を全面的に承認しているとかそういうことはない。そもそもそのような「全面的判断」を可能とするほど勉強していないし、するヒマも必然性もない。 しかし現状の様な形で「資本に包摂される」のではない社会への議論として感心したので、冒頭の質問に対して何となく思い浮かべたものを今回はもう少し詳しく説明した。 |
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