| 35957 | 返信 | Re:平和民族日本 (9) | URL | 武蔵の一住民 | 2005/07/11 11:07 | |
| > 当時の年貢は、4公6民(つまり租税負担率40%)と言われていますが、実際はそれほど高く無かったという研究が出ています。 > 実際収穫高は課税台帳の建前よりかなり上回っていることが多く、これを考慮すると実質課税率は下がるという調査もあります。 > 養蚕などの米作以外の収入もあって、農民は意外に豊かな生活をしていたと私は想像しています。 > 私は、実質課税率は20%台ではなかったか、と素人考えをしていますが(要研究)、これなら現在のサラリーマンと大差ありません。 石高=生産高ではないので(ゆえに、年貢率8〜9割 も可能になるわけですが)、「実際収穫高は課税台帳の 建前よりかなり上回っていることが多く」というのは、 いわば当然なのですが、「米作以外の収入」も負担 対象になりますし(そもそも石高に組み込まれている ものが多い)、百姓の負担は本年貢(本途物成)だけ ではなく、小物成や高掛物や夫役等もあるので、 石高は生産高ではない(それ以下の場合が普通)→ 年貢率4割以下の場合が多い→実質課税率は20%台 との推測は成立しません。 「意外に」豊かなのかどうかということは、個人の 価値観もあるので難しいところですが、同時代の 他地域の人民と比較して貧しいという論証はなされて いない、ということは少なくとも言えるでしょう。 > 幕末の対外外交はそれなりにしっかりやれていた、と私は考えています。 これは同感です。 > 15年戦争に至る侵略思想の芽は、明治維新に有って、決して江戸時代には無かったものだということの再確認を提案します。 幕末に近くなりますが、佐藤信淵の著作には 「侵略思想」が認められますね。 http://www15.plala.or.jp/c-o-seraphin-S-R/Korea-Taehan-Choson-/Eternal-History/KOREA-materials-1-1823-1893.htm > このサヨク史観は、江戸時代を否定するだけで無く、日本的なものはすべて「悪」とする偏ったものになりがちです。 これは小林様の思い込みでは? そこまでひどいことを言った「サヨク」の歴史家がいたのか、 またいたとしても、その数や影響力はどうだったのか、疑問は 尽きませんが。 > これは歴史の事実を見る目を曇らせるとともに、日本人の自信喪失、西洋に対する卑屈な劣等感を招く原因になります。 これは、「サヨク」に限らず、明治以降の日本人全般にいえる 傾向ですね。もちろん、歴史学も例外ではありませんが。 > これは全体主義とナショナリズムを混同したものです。 > 戦争が総力戦になったのは第一次大戦からですが、この時から戦争を戦うには、全体主義的な政策を取らざるを得なくなりました。 > この時世界中の国が多かれ少なかれ、全体主義化していて、日本だけの問題ではないことに留意願います。 > 全体主義が原因で戦争になったのではなくて、戦争になったから全体主義になったのです。 > もちろんナショナリズムの行き過ぎは問題ですが、危険だからと言って、この問題に目をつぶってはいけません。 総力戦の戦争になった(あるいはその危険性があった)から 全体主義になったというのは妥当なところでしょうが、では なぜ総力戦になったのか?という問題を考えるさいに、近代 ナショナリズムはその要因の一つとして挙げられるのでは? その意味で、近代ナショナリズムと全体主義とには密接な 関係があり、全体主義を批判するさいには、近代ナショナ リズムも絡めて批判せざるをするのは妥当なところだと 思います。もちろん、混同・同一視してはなりませんが。 |
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