| 35958 | 返信 | Re:戦争犯罪の責任 | URL | タラリ | 2005/07/11 12:35 | |
| おっちゃんへ >>おっちゃんが挙げている、「強姦や略奪や幼児殺害の犯罪性」などの際だった残虐行為も上記1−3の条件下で発生しているのです。すなわち特に残虐な行為は日本軍の戦争犯罪一般と切り離して存在するのではなく、つながりを持っているのであり、その氷山の頂点として目立っているだけなのです。その氷山の一角だけを削りとって、この部分だけは個人的資質であって軍の責任ではないと主張するのは誤りであり、対策をしなかった軍当局を免罪する言い訳に過ぎません。 >あらら、残虐行為がなければ日本軍は立派な戦争をしたことになるのですか? >あるいは日本軍が立派な戦争をしていれば残虐行為がおこらない、あるいは不問に付されるのですか? そのような主張がどこにしてありますか? >挙げられた3項目は日本軍だけにあてはまる特別なものではありません。 日本軍において残虐行為が著明だったのは争えない事実です。また、軍当局が必要な教育を怠り、あるいは故意にしなかった、取り締まりを行わなかった、その結果軍隊全体から不法行為に対するブレーキがかからなくなった、これも事実です。その風潮の上に一部の目立った残虐行為すら発生したのです。 >「教育と制裁を伴う強制」が不完全であったからという理由で(ミスでもなく、まったく必然性もない状況下で)赤ん坊を殺したり無辜の市民を強姦した兵隊の「個人の資質」を不問に付すことはできないでしょう。 教育をしても矯正不可能、取り締まりによる抑制効果が及ばない部分が「個人の資質」による責任部分です。それ以外は一義的には軍当局の責任となります。 >どの戦争でも、どの国の軍隊でもそういう残虐行為がおこりうる、事実おこっているというinti-solさんのお話のほうがよほど筋が通っています。 >戦争とはそういうもので、だからこそ戦争などしてはいけないのです。 どの戦争でも起こったが、日本軍に多かっことの原因究明は必要です。軍当局の教育や法務組織の問題だけでも実はすべてを解明したことになりません。軍がそれをさぼった原因はどこにあったのか、そこから、さかのぼって日本の軍国主義を支えた思想・文化を解明する必要が出てきます。 それらを無視して単に「悪いのは戦争だ、戦争はしてはいけない」というお題目を1000回唱えても、戦争防止には役に立ちません。実際に戦争を防止することは、どうしてあの戦争を起こしたのかを追求することによってのみ可能です。 >先の戦争で旧日本軍が非の打ち所のない立派な軍隊だったとしても、国際紛争を解決する手段としての戦争を支持や肯定することはできないのです。これを本物の反戦思想という。 日本軍を品行方正な軍隊にするがために原因を追及するのではありません。日本が行ったのは侵略戦争ですから、この時点ですでに「非の打ち所のない立派な軍隊」ではありえません。侵略戦争であったが故に残虐行為を伴うことを免れなかった。その反省が本物の反戦思想をはぐくむのです。 >>個人の資質・責任ですべてを説明しようとするおっちゃんの思考態度の限界が出たな、と感じます。 >私がどこで「すべて」を説明しようなどとしていますか? >強制(命令)されもしないのに、人間としてやってはいけないことをしてはいけないという簡単な話です。 >(その行為の責任はそれを行った個人にある) これは「兵士個人の残虐行為」についての発言ですか? それについては上記に回答済みです。 戦争についての発言であれば、次のようにお答えします。 人間は強制によらずとも、イデオロギー、思想によって人間としてはしてはならない行為そのものを、あるいはそれにつながる行為、それを促す行為をすすんでする、あるいはあえて逆らうことがないのです。そのために戦争が起こるのです。おっちゃんはその事実を知らないのだというしかありません。 |
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