35976 返信 李舜臣について URL 小林 哲夫 2005/07/12 20:53
盧武鉉大統領が大型輸送船トクトの進水式の演説で、李舜臣の偉業を称えたと言う記事を読んで、タラリさんの書き込みを思い出しました。

今回はタラリさんの考えに賛成して、私の朝鮮観を書きます。
簡単に言うと朝鮮も日本に似た平和民族だという考えです。

>『朝鮮においては日本のように内乱が続いた歴史がありません。
>また、朝鮮は他の国を武力で征服したり、植民地化した歴史がありません。軍人や兵士、武士を称揚する文化、伝統はなく、彼らは一段低いものと見られています。儒教を守り、家庭や王朝を支える文人たることが称揚される平和な文化です。(タラリさん)』

タラリさんの文章で思い出したのは、李舜臣が秀吉軍と戦いで素晴らしい戦功を上げたにも関わらず、一旦日本軍が居なくなったら、すぐに失脚させられた話です。

この話を私は朝鮮では、武官(軍人)の地位が極めて低かったしるしと理解しました。

日本軍を追っ払った軍事面はあまり評価されなかったようです。

以前この話を読んだ時は、だから朝鮮は駄目なんだ、という印象でした。

これが書いてあった本もそういう意味で書いてありました。
李舜臣を正当に評価出来なかった当時の政府を馬鹿にしたものでした。
こんなことをしているから、朝鮮は日本の植民地にされたのだ、などという調子でした。

しかし今から考えると、この武官蔑視こそが、シビリアンコントロールの真髄だと思います。

これこそ朝鮮が平和民族だという重要な証拠ではないでしょうか?

秀吉に勝ったことなどは、長い目で見れば大したことでは無いという朝鮮人の感覚は素晴らしいことです。

朝鮮の事大主義と言うことがこれまた馬鹿にする言葉として使われています。

中国を宗主国として敬い、朝貢国としての地位に安んじたことが、李朝朝鮮の長い平和の理由です。

この中国への臣従を恥ずべき屈服と見る日本人が多いのですが、私は屈服と平和とを秤に掛けて、平和の方を選んだ朝鮮民族の平和感覚を高く評価するものです。

タラリさんは賛成してくれるでしょうか?