36237 返信 グランサコネ通信05−20 URL 前田 朗 2005/08/05 16:46

(1)JWCHR発言

8月4日、国際人権活動日本委員会(JWCHR)は、人権促進保護小委員会の議題4「経済的社会的文化的権利」で発言しました。


<国際人権活動日本委員会(中井万里子)>の発言概要

日本では毎年35000人が自殺している。なぜこのようなことが起きるのか。私は日本航空の客室乗務員であるが、育児・介護休業法制定後、会社は深夜面業と称して私の職務を意図的に剥奪して、仕事をなくしたため、毎月の収入が赤字の状態となっている。子どもを抱えて、生活が困難になっている。私の隣に座っている森口藤子さんは日本年金者組合の一員である。日本では年金制度の改悪が行なわれ、無年金者や、年金縮減で多くの人々が生活に苦しんでいる。隣に座っている大石忠昭さんは豊後高田市議会議員である。戦争反対、人権教育、生活保護の充実を訴えた大石さんは不当に逮捕された。日本は豊かな国と思われているが、普通の市民は生活も苦しい。これが自殺率の理由である。

*人権小委員会の審議が遅れ気味のため、4日の午前から審議促進のため発言時間の制約が始まりました。それでもまだまだ後かと思っていたところ、午後の早くにJWCHRの発言が回ってきました。JWCHRは、発言者の中井さん、森口さん、大石さんが並んで座って発言したので、非常に注目を集めました。

(2)ランチタイム・ブリーフィング

4日の昼休みは、国際民主法律家協会(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟)のランチタイム・ブリーフィングでした。議長はチャールズ・グレイブズさん、冒頭発言は事務局の斉藤久枝さん、続いて対日道義請求財団のアドリアンセン・シュミットさん(かつてインドネシアの日本軍の収容所で虐待された被害者本人、父親と弟は殺された)、さらにJWCHR事務局長の山口弘文さんなどの発言がありました。その後、フロア発言では、治安維持法犠牲者の娘さん、母親大会のメンバー、春のニューヨークのNPT参加者の発言が続きました。発言者はいずれも、現在の日本が常識はずれに無責任なナショナリズムに開き直り、靖国神社や教科書問題を引き起こしていることを的確に話していました。