| 36506 | 返信 | Re:「百人斬り」勝訴:いくつかの感想:「実質勝訴」 | URL | 梶村太一郎 | 2005/08/28 20:59 | |
| 渡辺さま、 さっそくお返事ありがとうございます。 > > 過激な梶村さん、こんにちわ(^^) > ありゃ、日本が右へ右へとなびくので、そう見えるだけですよ。わたしの主張などは、ドイツでは保守,革新を問わず、大統領から小学校の先生まできわめて常識的な意見です。過激なのは日本の右翼であることを忘れないで下さいな。 > しかし、証書の引用部分だけで資料集になりそうな内容です。資料のなかには、東京裁判のパーキンソン検事が浅海・鈴木記者を尋問したときの一問一答があります。 これは面白そうですね。楽しみにしています。やはり是非、出版すべきでしょうね。 わたしも訴えられた「ガス室否定裁判」の判決文は極端に長く、しかし判決文としては、それこそ例外的に面白いものでした。ですから資料集としても貴重で、ロングセラーになっているようです。読んで面白いからです。 また、おかげで、この判決以降、どんな極右の雑誌でも「ガス室は無かった」という主張は掲載できなくなっています。もっとも「ユダヤ人陰謀説」は根絶やしにはなっていませんが。 > 歴史事実の問題として解決すべき議論を、裁判所にもってゆくのはやめてほしいものです。 > これは、その通りですね。裁判所としては迷惑な話しです。論争に負けて裁判に持ち込むのも歴史改竄主義者に共通する性格です。「ガス室否定裁判」の判決文では、ちゃんと裁判所が「なじまない」と主張しています。 法廷を自説の宣伝の場所にするのが彼らの目的のひとつでしょうから、裁判所の心証ははじめから良いわけがないのです。 > 裁判官は、少なくとも本多氏がいう意味で「百人斬り」が行われていたとは思ったでしょうね。 > 3人の記者が本人から聞きましたと言っているのですから、記者が創作したとは常識では考えられません。それから、東京裁判で両将校が不起訴になったという説を、判決では丁寧に否定しているのですが、不起訴無罪説が明らかな間違いだったから、しっかり書いたんでしょう。 > 望月手記が証拠として判決文に採用されたかどうかは,知りませんが,少なくとも裁判官が「据えもの斬り説」を、ありうることだと考えたからこそ「虚偽であるとまでは認められない」との判断を示したのでしょう。これは本多側の「実質勝利」であって原告側は勘違いしているのでしょう。 ただし、本多側としてはこれではまだ不十分ですから、「据えもの斬り競争があったことは事実として認められる」との判断をうながす控訴審にしなければなりません。そうなれば「完全勝利」です。したがって、被告側も控訴した方が良いかも知れませんね。 なにしろ「据えもの斬り」が日常茶飯であった証拠はそれこそ山ほどありますから、またこれからも直接の証拠が「発見」される可能性はありますし。 > > 若い研究者でこの視点から、この訴訟を採り上げるひとがそろそろ出て来ることを期待します。渡辺さん、せっかくですからひとつ試みませんか。 > > 私にはそんな力量はありません。『裁かれた「南京事件」』のような形の本が出版されるよう、関係者に要望しています。 > ご謙遜を。とにかく執筆に加わって下さい。二度と「据えもの斬りは無かった」などと言わせないために大切です。 > > 新宗教に捕らわれてしまったような感じがします。 > 「桜チャンネル」の掲示板に、原告の弁護士を名誉毀損に詳しい人にかえたほうがよい、という主旨の投稿がありましたが正論です。ただ、普通の弁護士なら、そんな訴訟はやめたほうがいいですよ、とアドバイスするでしょうね。 そうですか、まっとうな意見ですね。このままでは惨めな敗北に終わることだけは確定しているようなものですからね。孫氏の兵法ではないですが、「勝てない時には上手く逃げるのが常道」ですが、ここまで来ている以上は,余計に専門の経験豊かな弁護士が必用です。特に稲田弁護士が最もそれに向いていないことに原告側も認識を始めているのでしょう。彼女が逃亡したら、これ以上恥をかかずに済む可能性がでるかもしれませんが。 > 訴訟は戦争と同じで、個人の場合は原告も傷つくのが普通です。例えば、今回の訴訟を提起したことで、もはや、M,Nなどと匿名にする人はいなくなりました。判決では、この場合はイニシャルにしても内容から誰か特定できるという個所がありますので、本多氏は今後、M,Nではなく実名で出版するでしょうね。 > 本来、匿名というのは気使いなのですが、法廷に出たことにより、1かゼロかみたいな極端なことになってしまいます。 > 本多さんも、昔からこれには多くの努力をして原告のご本人ひとりと話し合って匿名に変えた改訂版まで出したのに、この提訴で、彼の努力もおじゃんです。なにしろ右翼の連中は、いまだに南京戦を両少尉に続いて行っているような信条の持ち主たちが大半ですから、話しになりません。それに原告は捕り込まれてしまったのですから気の毒ですが、これこそ自己責任ですね。やむを得ません。「新宗教」ではなく「旧宗教に捕り込まれた」と言えるでしょう。 > > 普通の常識ある民事の原告ならば、ここで提訴を取り下げるのですが、そうしないところに、原告を利用し裁判を手段にしている政治目的が見え隠れしますね。やはりなんと言っても、この裁判で最も気の毒なのは原告のみなさんです。わたしは本多さんよりも原告にされた遺族の方々に同情していますし、このことも、上記の論考に書いたとおりで、判決がありますますこの思いが強くなります。 > > 後段の部分について、私は違う意見を持っているのですが、公言するのは差し控えます。 そうですか、またの機会に教えて下さい。 > 前の投稿で触れましたが、地裁のロビーで「実質勝訴」と言っている人たちがいました。どうやらこれは、高池弁護士の記者会見が出所らしいことがわかりました。まるで、負け戦が勝ち戦になる大本営発表みたいですが、聞き手が拡大解釈している部分もあります。 理由はともかく、これも歴史改竄主義者の特徴的現象のひとつです。結論は自己撞着です。「ガス室否定裁判」を起こした木村某も、100%敗訴して一切の裁判費用も負担させられておきながら「事実上の勝利」だとのたまっています。だから、だれにも相手にされなくなったのは自業自得ですね。 > > さて、この連中は、凝りもせずだいたい同じメンバーで、最近は大江健三郎氏に噛みつきました。こんどは「沖縄戦の犠牲者の冒涜」に精を出すつもりです。沖縄の人たちが多いに怒るでしょう。度し難い傲慢無恥ぶりです。その弁護士が国会議員に立候補とは、これも酷い話しです。 > > 小泉・安部さんコンビとは相性がいいんじゃないでしょうか(^^; > > > ついに日本も本格的なファシストが、政治の表舞台に登場してきたと考えてよいでしょう。石原慎太郎なんぞはプチ・ファシショで過去の人です。 > > 上のコンビ、やりかたがちょっとあぶないです。 > だいぶ危ないですね。 とにかく、この連中が権力についていることのつけがいかなるものか、まだまだ日本社会では自覚が足りませんね。「世界の不幸だ」と隣の国の大統領に言われても、平気なのは異常ではないですか。普通の社会の市民なら恥ずかしくて顔が赤くなるはずですが。 |
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