| 36545 | 返信 | Re:しばしお待ちください(Re:「百人斬り」勝訴:判決文の電子化) | URL | ピッポ | 2005/08/30 00:43 | |
| 梶村さん 私のしょうもない呟きにまでご返答くださりまして、ほんとうにありがとうございました。 WEBに欠けているのは理性的言論と史料だけではありません。感性的なものも欠けています。 それは、「戦争とは見るのも聞くのもイヤなものだ」、という "とことんデータベース" です。(死ぬのはやつらださんのサイト"反米嫌日戦線"は、そうした方面の孤軍奮闘、絶賛感謝ですが) きょうのTBSドラマ "涙そうそう第2弾〜『広島・昭和20年8月6日』" は、"人間" に対してその存在を抑圧する "戦争" をしっかり対比させていました。「止むを得なかった戦争」という思いをしっかりと吹っ切ろうとした秀作でした。 いまの若い人たち、ネトウヨにそそのかされている若い人たちに欠けているのは、私たちが昔々母親から散々聞かされた「空襲から逃げ回った体験談」。あるいは、兵隊として戦地に行った作家たちが書いた「玉砕」「散華」の真実です。人間抑圧、人間破壊、『戦争は怖い』という恐怖です。 反戦文学書庫なども、WEBには必要かもしれませんね。反戦感情とは、思弁とは別個にあるような気がします。 inti-solさん 梶村さんの仰るとおりです。反省します。 どうかゆっくりお進め願います。 ▼梶村さん: > おどろきました。 > > > 判決全文のテキストデータは手元にあるのですが、現在校正中です。(OCRのため)校正終了しましたら、何らかのかたちでWebにアップすることを約束します。 > > ただ、全部で119ページもあるんですね、これが。「当裁判所の判断」の部分だけでも39ページから119ページまで80ページもある。ですから、少なくとも問答有用に全文をアップするのは難しいです。私のサイトにアップして、問答有用からリンクを貼る、という形になるかも知れません。 > > とにかく、しばしお待ちください。 > > もうそんなところまで行っているのですか。 > でも、それならばよけいに、土壇場で、あわてないでください。 > 急がば回れで、校正はできたら、数人で複数回行った方がよいのです。 > それでも,見落としが出るのが普通です。 > > これだけは、あわてないで一息置いて,見直す方が結果として良いのです。 > それに,仕事の片手間で行われるのですから、くれぐれもご家族に迷惑をかけないようにお願いいたします。みなさんゆっくり待つと思います。 > > (余談ですが、季刊中帰連の編集で、クマさんも初めのうちは,わたしから校正不備でさんざん「しかられた」ものですが、今や上達し、頼れる編集者になりました。だから、inti-solさん、これも老爺心のくりごとととお考えください) > > 歴史問題を扱った,特にこのような長年の論争を扱った判決文が長くなるのは当然ですが、119ページというのは、わたしから見ればむしろ短いと思います。おそらく、原告側の証拠が、ロクなものがなくあまり採り上げられなかったからではないかと推定します。 > > 『ジャーナリズムと歴史認識』凱風社、に掲載した「ガス室否定裁判判決文」は、なんと200ページ以上です。なにしろ日本の司法史上で初めてニュールンベルク裁判での「ホロコースト実在判決」を認定した判決でしたから、裁判官も背筋を伸ばして書いたようです。 > 同書のインタヴューで本多勝一氏は「判決文というのはふつう無味乾燥で文章もへたくそなのが多いんですよ。ところがこれはわりあい,裁判官としては文章がうまいほうですね。かなり気を使って書いたのでしょう」と述べています。 > > これは全くその通りで、裁判官がかなり勉強して、金子マーティン教授や私の書いた、かなり難解で、日本ではあまり知られていない史実をつらねた(したがって週刊金曜日の編集者を泣かせた)文章をよく読み込んで書いてあるので、感心しました。裁判官も興味をもって楽しんで書いたことが、行間に現れるのですね。 > さて、「百人斬り裁判」判決文はどうでしょう。楽しみにしています。 |
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