36573 返信 Re:しばしお待ちください(Re:「百人斬り」勝訴:判決文の電子化) URL 梶村太一郎 2005/09/01 05:57
みなさん、

わたしの、以下の発言をめぐって、なんだかしょうもない的外れな議論があるようですが、KYさんもふくめて、日本人のわたしが述べるよりも、同じテーマでドイツ人がどう語っているかを知ることのできるものがあります。

『世界』9月号(現在発売中、本屋で立ち読みでもして下さいな。大きな本屋であればよく探せばあります)に掲載されている:

「政治にやる気があれば、過去の克服はできる」ゲプハルト・ヒルシャー

インタヴューです。
彼はわたしがドイツにいるよりも長く日本に住んでいるドイツ人で、わたしよりも日本のことをよく知っています。日本語はそこらあたりのヘタレ右翼よりもちゃんとできます。

その彼が、期せずして、以下のわたしの主張とほぼ同様なことを述べています。
ホロコーストの歴史についても同様です。わたしの「御高説」よりも、ドイツ人
のオリジナルの意見の方が、わかり易いでしょう。話し言葉ですし。

ご参考まで
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> ドイツ人の戦後世代の第一世代のほとんどは、子どものころからフランスであれオランダであれ、西側の隣国を尋ねると、「ドイツ人である」ことを理由に、実際に怒鳴られ、殴られた経験がある人が多いのです。無茶苦茶な話しですがこれは事実です。
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> そこで、子ども心にも「これは一体なんだろう」と疑問に思うところからすべてが始まっているのです。これは「差別」ではなく「理由がある」と理解したところから、精神的な成長が始まったのです。
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> そしてあることに気付きます。「殺人犯がわれわれの社会に生きている」という認識です。ドイツのいわゆる68年世代は、親たちに対し「何をした」と厳しく問いつめたのです。
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> この体験を戦後の日本社会はしてこなかった。そのつけが現在出てきていると思います。小泉、安倍、石原、皆そうです。彼らは近隣諸国からどれだけ軽蔑されているかを理解することのできるだけの、まさに「感性」を持ち合わせていないのです。
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> 現在の日本社会に欠落している最大のものがこれです。これはカネの力では「補填」できるものでもありません。そうできると勘違いしているから、よけいに軽蔑されているのが、町村であり、小泉であり、外務官僚なのです。ナサケナイの一語です。
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> 最近の近隣諸国の本物の知日派のひとびとは、こんな日本に彼らの憐憫の情を現す発言を多くしています。「なんと言うことだ、哀れな日本人」というのが友人たちの本音です。彼らは、愛する日本の破滅の予感におびえています。