| 36592 | 返信 | グランサコネ通信05−28 | URL | 前田 朗 | 2005/09/02 19:07 | |
| *この夏最後のグランサコネ通信です。 (1)軍隊のない国家アンドラ カタロニアに行ってきました。スペインとフランスの間、ピレネーの中にある小さなアンドラです。首都アンドラ・ラ・ヴェリャ(Andorra la Vella)は標高1000メートルと欧州一の高さとか。日本の文献では「アンドラ渓谷」の意味と書いてあるのがあって、私も騙されていましたが、違います。Vellaは、カタロニア語のVelaからきたもので、意味はcityです。アンドラ国のアンドラ市、という区別をしているだけです。valleyではありません。アンドラ・ラ・ヴェリャと隣のエンゴルダニはともに発展して、今はほとんどつながっています。メインストリートは観光客向けの商店街で数キロ続いています。タバコ、電気製品、特にカメラとビデオ、貴金属、化粧品、こんな山の中で、なぜどこにでもあるこんなものが売れるのだろうと不思議に思いましたが、昼間は観光客ばかり。1000メートルなのに結構暑かったのですが、もっと暑いスペインからの避暑です。ジュネーヴから行った私には暑かった。首都の丘の上の旧市街の石畳をあるいて、聖エステヴェ教会、国会などを見てきました。国会は観光客でも、ガイドつきで入ることができます。控え室と会議室を見てから、下の裁判室に行きました。国会の建物のなかに裁判所があるのです。地下には刑務所があるのですが、見せてくれませんでした。25人収容で狭くなったので、今年、もうひとつ新しい刑務所をつくり、全部で70人収容になったそうです。アメリカでは200万人収容ですが(笑)。市役所にも行っていろいろ質問したり、資料をもらってきました。歴史や憲法に関する本を11冊買いましたが、5冊が英語で、6冊はカタロニア語。読めないのに、買ってどうする(笑)。 (2)ばら色の町ツールーズ フランス側からアンドラへ行くには、ツールーズが拠点となります。196キロ離れていますが、毎日バスが出ています。行きと帰りはツールーズで観光でした。ミディ運河、サン・セルナン教会、サン・オーギュスタン美術館。ばら色の町といわれるように、素敵な町並みでした。サン・セルナンの塔はガイドブックには高さ150メートルと出ていますが、そんなにあるとは見えませんでした。100メートルじゃないのか? 私は札幌育ちで、札幌テレビ塔(147メートル)が高さの一つの基準なのですが。ツールーズはすみれの町でもあって、すみれの花びらの砂糖漬け、すみれの香水、すみれの石鹸、すみれのリキュールなど仕入れてきました。夜はボルドー赤にロッシュフォールとゴルゴンゾーラ。 *軍隊のない国家27カ国を歩き始めましたが、この夏は4カ国です。国連人権小委員会に参加するためにジュネーヴに滞在していたので、まずはジュネーヴから電車で行ける楽なところを選んだのですが、それでも結構大変でした。サンマリノからの帰り、ボローニャ発の電車が大幅に遅れて、ミラノについても乗り換えの電車が行ってしまった後で、帰って来れなかったり。電車は翌朝に代えてもらいましたが、夜中にホテルを探さなければなりませんでした。今回もモンペリエからツールーズ行きの電車が車両故障で動かなくて、結局大幅に遅れて、ツールーズに辿り着けず、田舎町のベジエでホテル探し。帰りも、リヨンでジュネーヴ行きが遅れました。電車の旅が一番楽と思うのは、正確なスイスの電車に乗りなれているためです。イタリアやフランスなんて信用できないということを忘れて、タイトなスケジュールで、乗り換え電車の予定を組むと、がらがらっと崩れてしまいます。西欧でさえこうですから、太平洋やカリブの島々の軍隊のない国家を飛行機で回るのは、相当大変だろうと思います。3年計画でまわろうと考えていたのですが、春休みと夏休みに動くとしても、大変で、3年では無理かもしれません。費用も予想よりかなりかかりました。安いホテルを選んでも、交通費がかかりますし、本代も結構かかりました。本を買いすぎたので、重くて飛行機には持ち込めませんから、郵送費も。 ではまた。 |
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