| 37000 | 返信 | Re:とほほさんへ(「無条件降伏」、C級犯罪) | URL | とほほ | 2005/09/26 00:46 | |
| > とほほさま。 > しかしながら、「無条件降伏か条件降伏か」ということはあくまで、敗戦国側から条件を付けることが出来たか、どうかということに関わる用語です。戦勝国側があらかじめ、条件を緩めて講和が受け入れられるようにしていたとしてもそれは「無条件降伏か条件降伏か」には関わりありません。アメリカ人研究者の議論はその意味で不正確なものです。 うん、右翼が喜ぶか否かは別にして(^^; アメリカ側は条件を受け入れて、取引しています。これを無条件降伏とするか否かはやはり考えるべきです。天皇を訴追していないのは明らかな「条件付き」を示唆しています。 これは右翼が言うような「完全敗北していない」ではなくて「アメリカ側の意向」だと思いますね。 警察予備隊の創設も決して日本政権の勝利ではなく「アメリカの意向」だと思います。 天皇制の維持を国民に選択させるとしても「訴追」をしない理由がないですよ。ちょっと探せないので何なのですが、アメリカ側は天皇制を廃しての占領政策にかなり楽観的であった様子は見受けられます。つまりアメリカ側は無条件で降伏させられたし天皇を訴追する事も出来たのにそれをやっていない。東京裁判はあくまでニュルンベルグ原則を引き継いだもので開戦最高責任者の処断はニュルンベルグ原則の目的でもあると思います。 なぜアメリカがそのような取引を行ったのかは、当然反共が視野の中にありますし、731部隊の例などもあります(前述の通り)。 もしこうした所見が誤りであれば『天皇を訴追しなかった理由』について明確な回答が必要だと思いますが、いかがでしょうか。 あと南京虐殺についてもですが、B級が適用できるからC級が適用されなかった、と言う論理はやはりおかしいわけです。A級戦犯で死刑判決を受けた戦犯はB級も同時に適用されているわけですから。南京占領後占領軍によっても南京虐殺は行われているわけですよ。つまり占領国民衆への人道に対する罪は十分に成立します。また中国戦線における日本軍がナチスに比べてスケールが小さかった、というのもどうにも同意しかねます。 > 本来、事後法的に成立したC級犯罪の概念を無闇に広げることは他国に対して、戦勝国の身勝手な裁量を与える危険が伴います。戦時国際法に規定のある事犯は戦時国際法によって裁くことが適切でしょう。(たとえばイラク戦争後に、イラク新政府ではなく、アメリカ・イギリスが直接、非人道行為などの罪名でフセインを裁く場合を想像して下さい。) これを言ってしまうと戦争法廷の議論は振り出しに戻ります。まえだあきらさんの受け売りではないですが、法廷とは被告に「推定無罪」の権利を保障することです、これが保証されて始めて法廷は法廷としての意味を持ちます。確かに極東軍事裁判等では戦勝国側が裁いた裁判として問題点はありますが、復讐ではなく法による裁きを、とした意義は評価されるべきだと思います。 米英が直接フセインを裁くのではなく国際法廷がフセインを裁くよう国際法はあるべきで、はじめからそれを「できない」とした議論は法の意義を失ってしまうのではないでしょうか? |
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