| 37012 | 返信 | Re:とほほさんへ(「無条件降伏」、C級犯罪) | URL | 工藤猛 | 2005/09/26 12:32 | |
| > > 右翼の「無条件降伏にあらず」論は > > (1)日本は立派に戦ったのだ。だから「無条件降伏」にはならなかった、日本はドイツよりえらい。 > > (2)日本は天皇制の維持を要求し、アメリカはそれを飲んだ。このために、国体の根幹をなす天皇制が維持された。日本の体制は戦前、戦後と一貫している。 > > > > というコンテキストから主張されています。 > これですねーー、コメントしようか否か悩んだのですけど(1)については論外です。じゃ、イタリアはどうなんだ?で一発玉砕の右翼論です。 > (2)については、私はこれは正しいと思います。特に昨今の政治事情からして確信するようになりました。だからこそ、周辺諸国は日本の戦争責任問題に敏感なのだと思います。ですから周辺諸国と真に和解して共存の道を歩むには日本民衆が戦前体制を継承している戦後体制を打倒せねばならないと思います。 とほほさん。 イタリアはだらしがなかった。戦力にならなかった。 兵隊が悪いのではない。まともな軍備を供給しなかった軍部が悪い。 歴史的な事実としてイタリア軍は事情があって弱かった。 世界最強の軍隊組織はドイツ軍だ。兵も下士官も将校も優れていた。 軍隊や戦史に詳しくないと分からないことだけれども その社会がどのような評価を軍人(兵士)に下しているかで 軍の戦闘力は違ってくる。1930年代、どのように中国軍が欧米、ソビエトから 供与された最新兵器で装備されていようとも、顧問団に欧米、ソビエトの 軍人が指導しようとも正規軍同士の野戦では日本軍に勝てなかった。 国民党軍でも共産党軍でも同じだ。戦闘力に違いがあった。 とほほさん。 1945年以前、国民党も共産党も中国社会では独裁政権だよ。 内乱の結果、共産党の独裁政権が中国大陸で勝利しただけだ。 中国も戦前体制を維持している国なんだよ。歴史は連続している。 日本列島は変身できた。自由と民主の国柄に天皇を象徴とすることで おおまかな「国体」を維持できている。吉田茂も岸も戦前からの官僚で 戦後には選挙で政治家になり国政を主導した人間だ。 昭和天皇のご葬儀の時、どれだけの国々が自国の政治指導者を派遣した。 大正天皇のご葬儀の時より海外から多くの人たちが葬儀に参集したと思う。 現陛下がお亡くなりになったとして中国大陸や朝鮮半島から政治指導者が 何らかの理由で来なかったとして日本国民が激昂すると思うか。 欧米、ロシア、アジア、アフリカ、中南米からそれなりの人士が参列したら 日本人も満足すると思うよ。 戦前と戦後の日本国は明らかに違う原理で運営されている国家だ。 軍人は総理大臣の命令に従う。根本的に違う。言論の自由がより強固に 保障されている。継続されたものもある。歴史を継承しながら国家は変身する。 朝鮮半島がいい例だ。韓国は資本主義を選択した。北朝鮮は社会主義と 独裁を選択した。1960年代には北朝鮮の方が豊かで経済も発達していたんだよ。 文化大革命の頃には北朝鮮の住民が中国国内の親類の窮状を助けたんだよ。 今ではドウだ。北朝鮮は世界でも圧倒的に貧しい国に成り下がっている。 日本の植民地のままであった方が北朝鮮に限り庶民の安寧は守られたね。 韓国は違う。植民地時代よりもはるかに国民の福祉を増進させ、 自国民の自由を保障する社会を築き上げている。 自動車の生産を見よ。たいしたもんだ。 中国大陸の自動車はまだまだ品質や対衝突時安全性や環境対策の面で 三流、四流の段階にある。発達途上の国だからしょうがないだろうな。 戦前の「独裁」という否定面を今でも引きずっている国家は 中国と北朝鮮だよ。信教、宗教選択の自由を個人や組織に認めない 独裁国家に60年以上前の「戦争犯罪」を糾弾する資格なんて認めていいものだろう か。なんのための糾弾なんだ。誰が幸いになるための糾弾行為なんだ。 歴史を特定の歴史観、政治思想で固定化するな。普遍性を加味しな。 個人や組織の【自由】がどれだけ確保されている社会なのか、 その結果庶民の生活がどれだけ過去に比べて幸いになったのか。 比較してみな。 宗教上の「天国」やイデオロギー上の理想状態に比べて話しにならんと 現代日本社会をいくら思想的に論断したって説得力はないよ。 客観的に中国大陸と北朝鮮の庶民生活、政治状況を比べて はるかに日本人の境遇の方が幸いなのは明らかな事実だ。 権力によるあからさまな肉体的な拷問がはびこっているのは 中国であり北朝鮮だ。報道、出版、表現(映画、演劇、芸術)、研究に関し 時の権力から自由になれる政治制度、司法制度を達成しているのは日本国だ。 あきらかな事実だろうに。日本国は戦前に比べると違う国になった。 戦後世界の価値観に巧く適合できた。 とほほさん。 戦後のどこに戦前を継承している体制が有るんだい。 戦前も戦後も日本国家は資本主義を国の基本制度にしている。 天皇は今でも国民統合の象徴として日本民衆に権威を維持できるように マスコミもそれなりの報道に徹している。「昭和天皇を吊るせ」と 公約に掲げた党派は国会に議席を得ていない。 とほほさんが「資本主義」が嫌い「天皇」が嫌いという政治的な信条で 歴史や時代に関係なくそれら社会制度の廃棄を願っているだけではないのか。 日本資本主義の性格は戦前と戦後では違ってきている。 戦前や戦後日本は有る時期まで資本に飢えていた。 新幹線だって国際金融機関の融資の助けを借りて建設された。 今では金余りで、さらに郵便局の資金(340兆円)まで国内の 民間金融機関(銀行、証券)にゆだねてよりいっそうの金余り国にするんだとさ。 国と地方自治体の借金は増税とたぶん福祉切捨てで清算するつもりだな。 欧米の支持のない限り国際社会で生きていけない日本国だけれども 情けないよな。中国共産党も情けない。最先端の大型駆逐艦や巡洋艦くらい ロシアから輸入しないで自国で生産しろ。生産に必要な諸分野を育て上げろ。 海外に輸出し始めた中国産の車に主要部品は海外からの輸入品で組み立てていたら 自立した自国産業の裾野を広げる輸出戦略産業に車がならないわ。 組み立て産業では国の基礎技術力、産業力は育たない。 WTOは国内産業の保護とは両立しない国際間自由貿易制度だ。強者の制度だ。 中国産業がWTO体制に飲み込まれるのは明らかだ。 欧米、日本のある種の経済植民地になってでも、中国社会に資本主義を 根付かせることが中国庶民の幸いに直結するんだろうな。 海外から特定地域に移植された資本主義は「独裁」とも「封建」とも 植民地制度とも共存できる。戦前の中国社会での租界を見れば分かることだ。 暗黒社会の中で特権的に庇護された地域だけに輝く資本主義社会(企業の発達) なんて現代の悪夢だよな。中国社会には悪夢が一杯だ。 資本主義にも限界が有ることは歴史が証明している。 富がごく一部の少数派に集中する趨勢はいなめない。 勝ち組、負け組みの差が社会で顕著になってきた。 現代日本社会の緊急の課題解決に60年前の「戦犯糾弾」が どれほど貢献するんだ。日本社会にとっても中国、北朝鮮社会にとっても マイナスのエネルギーしか与えないだろうな。「怨念」を増殖させて なにすんねん。多少の後ろ向き(10%)は役に立つだろう。 90%以上の努力を前向きな未来へそそごう。 60年以上前にこだわってなにをしたいのだろうか。 軍国主義を克服したいのだろうか。(中国の国会には軍人が制服着て選ばれている) 警察国家を克服したいのだろうか。 庶民の生活に奉仕する国家、政府を願っているのだろうか。 歴史に正義の鉄槌を求めているのだろうか。 民主主義の成熟度を求めているのだろうか。 正しい科学的なかつ理想的な社会主義社会の到来を今でも夢見ているのだろうか。 争いのない飢えのない妬みのない花咲く丘で供給される「えさ」を夢見る 労働しない桃源郷を心のどこかで夢見ているのだろうか。 人間でいたかったら、働け、戦え、あずましい生活を自身の行動で築け。 食うためには子育てのためには老後の父母の面倒を見るために働くんだよ。 それらの営為を助けてくれる世間の知恵やはげましや手助けしてくれる 社会制度が充実していた方が暮らしやすいし働きやすいよね。 戦前よりはるかに圧倒的に世界水準で日本国は庶民にとって暮らしやすい国に なっている。1868年に始まった目地維新以来の営為のお陰だ。 ご先祖様方に感謝だ。 2005年で歴史を固定して現段階の評価を絶対のものとすると 日本が一番優位になる。30年後の日本は不透明なままだ。 60年前で歴史を固定して価値判断すると中国も朝鮮半島も 日本に優位になる。正義は敗者に与えられない。 勝者側(戦勝連合国)について敗者を思う存分糾弾出来る。 この仕組みを100年後にも維持していたい。 歴史は60年前で固定されて絶対的な判断を下して 日本国民の思想をしばれ。勝者の優位を永遠に確保するんだ。 (そりゃそうだ。中国共産党にとったら二度と再現されない勝利だったろう。 軍拡競争したら多分、現状の日本国は中国に勝てると思うよ。 日米安全保障条約は日本国の自立、独立を妨げる軍事条約だけれども 日本の安全保障に寄与しかつ国防費GDPで2%は節約できる制度保障になっている。 2%というと予算で10兆円だ。5年で50兆円だ。10年で500兆円だ。 考えようによったら800兆円弱の国の借金なんて返済方法はイクラでも有る。 長期計画でいくらでも返せる範囲の借金だ。企業、家庭、国に現金がある。 年金の積み立ても取り崩していない。国債はほとんどを自国内の資金で 消化している。他国に頼って債務奴隷になっているわけではない。 日本国の企業、家庭、自治体等を含む国家組織トータルの財務諸表は会計上 大幅な黒字だ。あと10年以上借金返済よりより大胆な投資の時代だろうね。 借金も多いが投資額も多くて年々そこそこの黒字を計上して成長する 組織体が生き延びる。国の借金が1000兆円超えてもビビルことはない。 持続した成長を遂げていたら中国やアメリカやロシアやEUが勝手にこけて 日本の相対的な地位や経済力が高まるという幸運だって有り得る。) とほほさん。 来年五月にイラク南部からイギリス軍が撤退した時が 日本国の勝負だね。民生改善予算を5000億円以上持って 自衛隊も治安維持にイラク南部に師団規模で駐屯する時期だね。 中国共産党の軍拡に対抗するにはそれくらいの決断が必要になるよ。 集団的自衛権の行使は現憲法下でも出来るという政府見解が突破口だろう。 海底資源に絡んで中国海軍が無理押ししてきたら時期は早まると思う。 |
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