37042 返信 Re:(B.C級戦犯) URL 工藤猛 2005/09/27 12:28
> ちょっと、スレッドのタイトルが恥ずかしいので変更しました(^^ゞ

> > ポツダム宣言の徹底的な履行がなされていない点が問題である、ということではないかと思います。もっとも、この解釈は私の私見にすぎませんが。

> そういうことなんです(T_T)
> ありがとうございます、自分の表現力の足りなさが情けないですm(__)m

> もうひとつ、表現しづらい問題がありまして(^^;
> 例えば、国益だの外交利害だのの言葉でよく日本では表現されるのですが、これの対象が何のことなのか曖昧なのも、こうした日本の戦後処置の影響が強いと思います。

> 「日本と米英の利害が対立し」と日本では歴史認識されます。しかし、これもやはり責任者をどこかに埋没させた表現なのですよね。現実には大企業の利害が対立していたのです。
> 外国では歴史認識の中にはそうした大企業の名前がバンバン出てきますが、日本の歴史認識は「日本の国益」で統一されてしまいます。へたすると石川島播磨なんて名前も知らない人だっていると思います。

> こうした表現が未だに尾を引きずっていて多国籍企業といわれ企業に「国籍」など意味のない現在においても都合の良いときだけ「日本の国益」と言う形で表現されますが、それはちっとも日本の民衆の利益とは関係ないことなんですよね。


なんといったらいいものだろうか。
 金融資本と言った概念や資本主義は帝国主義なくしては生き残れないや
 「バンコクの労働者」団結せよとか現代の南北問題に
 基礎的な知識がなさすぎる。

 たとえば南アメリカで黒人の大統領が選出されたとして
 その国の鉱工業はアパルトヘイト時代とどれだけ違う。
 鉱山の所有者はだれだ。資本を握っている欧米人だろうに。

 「国籍」なぞ意味のない現在と言い切れる底の浅さはどこから
 くるのだろうか。

 アフリカや中南米で土着の人で「多国籍企業」を牛耳っているほどの
 資本家が存在するか。世界的な企業活動を自由に支援できる国際的にも
 巨大な資金量を誇る銀行を支配しているアフリカ人や中南米人がいるか。
 中南米人といってもスペイン直系の子孫は身も心も欧州人だからね。

 多国籍企業に資金を供給しているのは欧米人が18世紀から運営している
 国際金融家たちだ。

 国籍だ。巨大な国際金融資本にアメリカだフランスだドイツだオランダだ
 ベルギーだスイスだとその集合体に国籍を問題にして何になる。
 先進諸国やG7・G8といわれる諸国の一体化してきている集団としての資本関係が
 「第三世界」支配の根本的な問題点だろうにね。

 帝国の遺産を引き継いだかっての植民地所有諸国家はいまでも
 この地球上の支配者達だよ。日本国もその支配者達の末席に連なっている。
 トヨタやソニーや日産だって「多国籍」企業だ。先進諸国の企業だ。
 一人当たりの国民所得統計を各国ごとに大陸別に見たら歴然とした区分けがある。
 比較にもならないくらいの断絶した格差がある。
 アフリカ大陸も中南米総体も中国もその国民所得が一万ドルを超えることは
 22世紀になってもないんだよ。それがこの世界の構造だ。
 地球の鉱物資源、石油資源を開発から採取、販売まで流通手段を含めて
 支配しているのは欧米資本なんだよ。食料の世界的な輸出はドンナ資本が
 牛耳っている。毎年植えつけなければならない種すら国際的な大資本に
 供給を仰いでいるのがこの地球の実情だ。世界に情報を発する有力な通信社は
 何社あってそれはどこの国の資本だ。欧米系の資本だ。

 国籍なぞ意味のない現在なんてどこから出てくる現状認識だ。
 欧米系という「国籍」が歴然として存在している。
 くどいように繰り返すけれど旧植民地所有諸国家の支配力は
 いまだに健在だ。日本国にも他国の市場を支配する工業力や資本力が
 戦前以上にあるんだよ。大日本帝国時代の植民地と軍事力は失われたが
 戦後にそれ以上に欧米系金融資本に食い込んでいる。
 相対的な地位は戦後の方が高まっている。

 資本主義発達史や世界市場論、国際金融の基礎的な解説本でも読んだら。
 世界的な市場囲い込みが帝国主義の基本だろうにね。
 独占的なないしは支配できる輸出市場、資本投資の市場争いが
 各国の不均等発展の結果、市場の再分割、再編成を必然にするというのが
 レーニンの「帝国主義論」だ。基本的な構造は現代でも同じだ。

 アフリカはEUを主勢力にするアメリカも参入する欧米の勢力圏だ。
 中東は欧米共同の勢力圏なんだろうな。
 アジアはアメリカを中心にしてEUと日本が共同してかじれる勢力圏だろうな。
 中南米はアメリカを主にして欧州がからむ勢力圏だ。
 地球は今でも分割されている。先進諸国と「資本」や外貨が不足する
 非先進諸国に。「国籍」は分析の基準になるよ。G7、G8のグループの一員か
 それ以外かで隔たりが有るよ。国際金融資本には「国籍」がないのかもしれない。
 グループとしての「国籍」は具体的に明示できるよ。
 一兆円自国の株式市場に海外から資金が入ってきて消化できる市場は
 EU、アメリカ、日本にしかないよ。日本国の投資されていない余剰資金も
 国際金融資本の一角に存在している。国際金融資本にとって、国営の
 郵便局に300兆円を超える資金があるなんて目障りでしょうがない。
 だから民主党も郵便局の金融、保険部門の廃止や民営化を主張する
 党首になったわけさ。国家が直接左右できる民間の余剰資金は
 日本民族の努力の成果であり自主独立の源だろうにな。
 国営の郵便貯金のどこに不都合な点がある。
 日本の民間銀行は自行の集めた預金の投資先にすら四苦八苦しているというのに。
 棚ぼたで手に入る300兆円を超える新たな民間資金を自主的に運用できる
 能力なんてはなからないわ。


 とほほさん。
 多国籍企業全盛の現在だからこそ「国籍」の分析は大事になるんだよ。
 諸外国に投資される「国籍」の分析は国際政治や紛争の見通しにも
 関係してくるよ。
 とほほさん。
 社会主義の世界体制がソビエト崩壊とともに消えうせる前に
 マルクス経済学が大学で盛んだった頃に、「万年恐慌待望論」、
 資本主義の万年危機論が流行っていたんだよ。教条主義だな。
 現実を分析し論理を組み立てるのではなく
 確立された論理や思想に従って現実を解釈するのがマルクス主義者、左翼だった
 時代が戦後長らく続いていた。今でもその片鱗が戦争犯罪追求運動に見られる。
 多国籍企業にも国籍が有るんだよ。旧植民地所有国家出身と言う消えない
 刻印がしっかりと今現在も刻まれている。