37047 | 返信 | Re:占領政策と宣言は別議論で | URL | とほほ | 2005/09/27 20:22 | |
> >違うでしょう(^^; > ポツダム宣言そのものが『無条件降伏』ではない、とする考え方も成立します。ドイツの場合は完全な無条件降伏です。そうした視点で見てもニュルンベルグと東京裁判の違いは説明できると思います。(とほほさん #36966) これは、確かに私の表現方法はわかりにくかったです。以下、ブログより引用します。 --- > 東京裁判の特徴は、天皇の不訴追であり、これは裁判以前に米国の方針であったことが確認されていますね。この方針を察知した日本では、徹底した抵抗戦略を採用せず、ポツダム宣言を受け入れたのですから、この方針は戦争を早期に終了させ、日本内外の人命の損失を抑えたという効果があり、さらに、占領後の政策の円滑な遂行という政治的意図もあったと考えられます。 違うでしょう(^^; ポツダム宣言そのものが『無条件降伏』ではない、とする考え方も成立します。ドイツの場合は完全な無条件降伏です。そうした視点で見てもニュルンベルグと東京裁判の違いは説明できると思います。 これの事ですね? 私がここで五番街さんに反論しているのは 【この方針は戦争を早期に終了させ、日本内外の人命の損失を抑えたという効果があり、さらに、占領後の政策の円滑な遂行という政治的意図もあったと考えられます。】 これに対して「それは違うでしょ」と言っているのです。 --- つまり、米軍側にそのような思惑などないということです。その根拠を今捜索中です。 ポツダム宣言が無条件降伏ではない、と言う見方も出来る。というのは、無条件で降伏した相手に、戦勝側が自由にその体制を決定することが出来るのであれば確かに無条件です。が、戦勝国側は完全に自由に決定していない、つまり取引をしているんです。 まず先に仮定をしましょう。この取引が成立するのであれば無条件降伏ではない、と言う主張には納得いただけますでしょうか? その取引があったことの一番の傍証が天皇の不起訴です。 |
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