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Lynn Conway,Carver Mead リン・コンウェイとカーバー・ミード

概要

リン・コンウェイ(1938年 - )はパロアルト研究所の研究員としてカルフォルニア工科大学の教授であったカーバー・ミード(1934年 - )とともにVLSI設計の自動化について研究し、現在のEDA産業の基礎を築いた。また、彼らがともに出版した本、超LSI入門(introduction to VLSI systems)は長年世界中でVLSI設計の教育に使われている。

リン・コンウェイの功績

MOSISの作成

MOSIS(Metal Oxide Semiconductor Implementation Service)は南カリフォルニア大学に設置された半導体集積回路製造サービスである。このMOSISの発想はリン・コンウェイが想像したインターネットを使ったMPCという構想をベースとしている。実際の技術はリン・コンウェイ、アラン・ベル、マーティン・ニューウェルの三人によってXeroxのパロアルト研究所で研究開発された。

動的命令制御法の発明

リン・コンウェイはIBMで現在のアウトオブオーダー実行の基礎となる動的命令制御法を発明した。

性転換者の支援

リン・コンウェイは性転換者であった。IBMで働いていた頃に性転換のことを会社に知らせると、解雇されてしまった。この事件は1999年に公にされ、以降コンウェイは性転換者の支援を行っている。

カーバー・ミードの功績

世界初のヒ化ガリウムMESFETの開発

ミードは世界で初めてヒ化ガリウム(GaAs?)を使用したMESFETを発明した。 これはシリコン系のものよりも高い周波数で使うことが可能であり、現在は無線通信などで使われている。

トランジスタのサイズの下限

ミードは世界で初めて物理学に基づいてトランジスタの下限サイズを予測した。

超LSI入門の出版

ミードはリン・コンウェイとともに超LSI入門(introduction to VLSI systems)という本を1980年に出版した。この本は非常に分かりやすく優れた教科書であったため、長い間VLSI設計の教科書として使用された。また、ミードは世界で初めてVLSI設計授業を教えた人間でもある。

References


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Last-modified: 2019-06-29 (土) 11:57:43 (812d)