慶應・ハーバード125周年記念行事(3月5日)

 1890(明治23)年、帝国議会が開かれたまさにその年、福沢諭吉はハーバードから3人の主任教師を招き、慶應に大学部が誕生しました。今から125年前のことです。それを記念する行事が3月5日にハーバードで行われました。
  http://www.keio.ac.jp/ja/news/2014/osa3qr000000nk37.html

 両大学学長の会談はおごそかに、、清家塾長による講演「Japan’s Aging Society and the Role of Higher Education」には100人を越える聴衆が集まり、ハーバードの文書館では関係資料を多く見せていただきました。なにより、福沢の直筆サインが入った手紙、ハーバード300年祭(1936年)を訪れた小泉信三塾長(当時)が持参した『西洋事情』の版木、ハーバード野球部の日本遠征写真集は印象的でした。『西洋事情』の版木は、さすが、アメリカを論じた部分のものが贈られていました。

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(清家塾長の講演。慶應義塾ウェブサイトより転載)

 なんという偶然か、たまたまこの年にハーバードで学んでいたことで、この事業にも深く関わらせていただき、多くの知見を得ることができました。なにより、ハーバード側の対応を進めてくださったライシャワー日本研究所のみなさんに心から御礼申し上げます。
 そろそろ帰国です。今年1年の成果をゆっくりと反芻しながら次を考えていきたいと思います。
 


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