2008年春学期のタスクが、ほぼ終了しました。講義を中心に、回顧しておきます。
<総合政策学の創造>
初めての500人講義。SFCを代表する名物教授から、元気バリバリ若手の会までが登場。
そうそう、加藤寛・相磯秀夫両初代学部長や安西塾長にもお越し頂きました。いずれも名演。
最大の収穫は、各先生の素顔を見られたこと、新入生の勢いを肌で感じることができたこと。
政策コーカスも、候補者、ブレーン共によくがんばりました。彼らの笑顔は一生忘れないなぁ。
講義の運営スタッフのみなさんも、本当におつかれさまでした。
<近代史>
今年度からは、本格的に「考えて、書く」講義にしました。履修者がリマークを書く時間の分、
講義はタイトになるリスクがありましたが、期末試験の答案を読んで、この試みの成功を
感じました。暗記する歴史から、喚起する歴史へ。来年も、さらにさらにひねってみます。
<ライティング技法WS>
こちらも今年度から本格的に「オーラル・ヒストリー実践講座」に。
組織運営、政策過程、メディア分析、戦時体験、都市文化論、病気治癒、、、オーラルには、
研究手法に止まらない可能性があることを、履修者のみんなの取り組みから体感させて
もらいました。ありがとう。
この成果、このままにしておくのはもったいないかも。
<研究会>
JPD(Japanese Political Development)を標榜した2008年春学期。日本政治の歴史と現在を
理解するためのコースワークをイメージして行いました。まあ、みなさん、よく読み、よく学び、
よく考えました。秋の個別テーマ研究が楽しみです。まずは合宿ですね。
7月もあと1日。夏本番ですね。みなさま、お元気で、よい夏をお過ごし下さい。
清水 拝