トルコで明治維新150年カンファレンス(6月23日)

 イスタンブールにあるボアジチ大学で開かれた明治維新150年から将来を展望する国際会議に参加してきました。

 カンファレンスのタイトルは「JAPAN IN THE GLOBAL 21ST CENTURY: RETROSPECTIVES AND CHALLENGES ON THE 150TH YEAR ANNIVERSARY OF THE MEIJI RESTORATION」。単に明治維新150年を回顧するだけでなく、未来の日本に通じる展望を示したいというオーダーが、主催者のセルチュク・エセンベル先生から与えられていました。これにはいろいろと頭をひねらせましたが、他の先生が本格派の方ばかりだったので、私ができることをと考え、若者と政治の話題を提供させていただきました(論題は、“Not Restoration, Bu Revolution: 150 Yars Changes in Youth”としました)。

 四方田犬彦さんのキーノートスピーチ“Various Representations of the Meiji Restoration in Japanese Cinema”にはじまり、園田茂人先生、中村尚史先生、岡本拓司先生、古関隆章先生、井上寛治先生と、文理横断のぜいたくな会議でした。トルコ側の皆さんからの質疑も積極的ですばらしく、たくさんの学部生、大学院生と交流できたのはとてもうれしいことでした。

Est. 1452年という古城の脇にあるボアジチ大学のキャンパスは、きれいだ、きれいだと聞いていましたが、本当にすばらしい環境でした。また訪れてみたいものです(この日は結婚式も!)。みなさん、ありがとうございました。
 
会議の翌日はトルコ大統領・国会議員選挙の投票日でした。これについては、改めて書いてみたいと思います。
 
 


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