中国・天津南開大学日本研究院で開かれた国際シンポジウム「明治維新と近代世界」に参加してきました。
昨年10月に開かれた東アジア日本研究者協議会に続き、70人もの報告者が天津に集まり、明治維新と現代を議論しました。日本からは三谷博先生、瀧井一博先生、北岡伸一先生、真辺将之先生、真辺美佐先生が参加。三谷先生の維新論、瀧井先生の憲法論、北岡先生の俯瞰論は、いずれも見事なキーノートでした。真辺先生はそれぞれ鳥尾小弥太と板垣退助からのアプローチ。私はお二人に挟まれての報告で、「人材登用革命としての明治維新」としてお話しさせていただきました。
中国側の皆さんの研究はかなりバラエティに富んでおり、若手・中堅いずれからも以前のようなイデオロギカルな印象はあまり感じなくなりました。加えて、昨年の協議会に続いて、南開大学の皆さんのホスピタリティに感銘を受けました。本当に隅々まで気を配ってくださって、感謝、感謝です。
9月には同研究院の院生5名が慶應を訪問されます。同じようにしっかりお迎えして、よい議論をしたいものです。
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