日本笑顔プロジェクト(12月30日)


 
 秋に東日本を襲った台風19号の被害はまだ癒えていませんが、そのなかで大きな希望の光に出会うことができました。年末、この取組を紹介しました。
 
 19号による大雨で堤防越水の被害を受けた長野県千曲川流域。私や研究室の学生たちが日頃お世話になっている小布施町も大きな被害を受けました。10月から毎月同地に伺い、少しずつ、できることをと泥掻き、講演、募金、物資配達などを行ってきました。
 

 
 大きな光明となったのは、小布施町にある浄光寺の副住職・林映寿さん率いる「日本笑顔プロジェクト」の取り組みでした。手続きや規制などで動きが遅くなりがちな行政に対して、自分たちができることを進め、さらにはできることを広げていく。誰もが自分のできることを、無理のない範囲で取り組んでいく。「ピンチはチャンス」を掲げる林さんのもとに、全国から重機、オペレーター、資金が集まり、人を笑顔にしていきます。
 
 この動きに出会い、災害と共助の平成を経て、自治の時代が訪れたように感じ、『公研』12月号と、台湾の新聞『自由時報』12月30日に記事を書きました。画像をクリックしていただくと、記事に跳びます。ご高覧いただければ幸いです。

  

 来年は明るい、よい年になりそうな気がします。みなさま、よいお年を。


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