(左:マドリードの中心地マヨール広場、右:マドリード自治大学の講演会場)
バルセロナ自治大学での講演のあと、高速鉄道AVEで首都マドリードへ向かいました。次の会場はマドリード自治大学哲文学科。やはり日本研究が盛んなところです。
この日は、大阪大学の星野副学長、慶應の阿川先生とご一緒しての講演。星野先生は安全保障法制の全体像を、阿川先生は日米同盟と日中関係の視点からお話をされました。私は、安全保障法制に対する日本の世論を、学生の反応を中心に報告させていただきました。
中規模の教室でしたが、100名近い学生さんが集ってくださいました。日本から研究者が来て話すことはなかなかないそうで、多くの質疑を頂きました。私にとっては、なにより同校で教鞭を執る旧友との3年ぶりの再会がうれしいことでした。
マドリードでは、珍味「亀の手」をいただきました。スペイン語ではPercebesといい、日本では四国で採れるそうです。フジツボのように岩に張り付いているものの、甲殻類。なんとも奇妙ですが、お酒のつまみとしては絶品でした。亀の手を借りて、次のカンファレンスもうまくいくといいのですが。
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