暑い夏でした。ほとんど研究で籠っていましたが、恒例のゼミ合宿には行ってきました。
第一弾はオーラル・ヒストリーゼミの夏合宿。今回はゼミ生2名の出身地である青森へ。通常、清水研の夏合宿はひたすら研究発表なのですが、今回はフィールドワークも充実。コンパクトシティとしての青森市のあり方を見たり、三内丸山遺跡や「青森犬」で知られる県立美術館を見て回りました。とりわけ、アートやまちづくりをテーマにしている学生にはよいインプリケーションとなったようです。
第二弾は、こちらも恒例の吉野作造記念館人材育成研修会。今年も猪木武徳先生、苅部直先生、村井良太先生、奈良岡聰智先生、小川原正道先生、武藤秀太郎先生、手嶋泰伸先生と豪華。基調講演に東北大学の朱琳先生がいらっしゃったこともあり、東北大から多くの留学生が参加して、国際色豊かな会となりました。今年でも11回目。OBOGから多くの若手研究者が生まれてきているのもうれしいことです。
締めくくりは日本政治外交ゼミの夏合宿。オーラル・ヒストリーゼミが青森としたのに触発されたのか、今年は京都で開催です。とりわけ二日目は山縣有朋の別邸・無鄰菴にお世話になり、格別な環境で研究会を行うことができました。今年1月に山縣の評伝を書いた私にとっても、思い出深い合宿になりました。
さて、いよいよ秋学期です。
コメントを残す