秋学期に行ったMITとのジョイント講義「Japan in World Hisotry」が無事終わりました。
SFCでは英語で行われる科目のみで卒業までに必要な単位(124)を取得できるGIGAコースが導入されています。私も2年に1つ、このGIGA講義を担当することになっているのですが、2回目となる今年はMIT(マサチューセッツ工科大学)歴史学部のHiromu Nagahara先生にご提案いただき、同学部の「World History」とSFCの講義をジョイントする試みを行いました。
学期はじめに中継講義によって顔合わせとブレストを行ったのち、それぞれのキャンパスでの講義内容を消化しながら、共通の文献を読んでWeb上で議論し、年表作成の共同作業を行い、それぞれの学びをまとめた最終プレゼンを録画し、学期おわりの中継は最終プレゼンを元にしたディスカッションを行いました。
どこまでディスカッションが盛り上がるか不安もありましたが、そこはSFCの学生。ばっちり展開してくれました。テーマが近代化や民主主義を論じるものであったことも功を奏したように思います。何より、MIT側の学生が現政権についてきわめて深い洞察をしていたことに感銘を受けました。
来年はインドと結んで行うと伺っています。再来年、またご一緒できることが楽しみです。MIT側のNagahara先生、Alyer先生、参加してくれた学生の皆さんに心から御礼申し上げます。
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