オーラル・ヒストリーゼミはSFCでの卒業プロジェクト合同発表会(2月1日)に、日本政治外交ゼミは立命館大学政策科学部・上久保ゼミとのインゼミ(2月2日)を行いました。
2月1日は、ひとに関する研究を進める諏訪正樹研(からだメタ認知)、石川初研(地上学、ランドスケープ)、加藤文俊研(コミュニケーション)、清水研(オーラル・ヒストリー)による卒業プロジェクト合同発表会。なんとなく、ひと、場、コミュニケーション、身体性などに関心のある研究会で集まるこの会も6回目。12報告が行われ、清水研からは三品万麻紗さん「地域PR動画から考える企画演出」、江口未沙さん「マインドフルネスと対話」が登壇しました。
それぞれ異なる手法で「ひと」にアプローチしていくのがなんとも面白い。学生は横断してそれぞれの教員のクラスを取っているので、複数の手法や視点を組み合わせる研究も多く、これまたSFCらしい空間です。なにより、それぞれの専門を尊重しながら、しっかりと議論できる環境は幸せだなと思わせられます。
2月2日は、立命館大学政策科学部・上久保ゼミ(競争力養成ゼミ)とSFC日本政治外交ゼミのインゼミ。今年は立命館で開催される番ですが、茨木キャンパスが入試で使えなかったため、梅田の真ん中にあるサテライトキャンパスでの開催でした。口頭発表がそれぞれ2本、ポスター報告が16本、ディベートが2テーマとなんとももりだくさん。ディベートは大阪都構想、東京オリンピックの学生ボランティアがテーマで、グラフィック・レコーディングも取り入れられ、盛り上がっていました。
上久保ゼミとのインゼミも4年目になります。すばらしいのは、議論がまったく絶えないこと。「敵地戦闘力」の養成を掲げる上久保さんが、とても丁寧に指導されていることが伝わってきます。政策科学部でトップの人気ゼミというのも頷けます。とても刺激を受ける1日でした。
こうしてお互いに学びあえることは、本当に幸せだと思います。おつきあいを続けてくださるパートナーゼミのみなさんに、心から御礼申し上げます。
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