7月5日(火)、マサチューセッツ工科大学歴史学部(アメリカ)よりヒロム・ナガハラ先生をお迎えして特別講義と研究会を行いました。
特別講義のテーマは”What History Tells Us About Today’s Pop Culture in Japan”。ナガハラさんが取り組んで来られた歌謡を通じてみる日本の文化、とりわけ欧米文化との交流について、明治初期から戦後に至る長いスパンで論じていただきました。留学生を主体としたGIGA(英語)クラスでしたが、実際の音楽を多く流していただいたことでイメージが湧きやすく、充実した講義になりました。
講義のあとは、教室を移して日本政治外交ゼミの学期末研究報告。新規メンバーによる研究テーマ初回報告、継続メンバーによる研究中間報告が行われました。幅広いテーマに対して、ナガハラ先生からは歴史学の方法論を踏まえた、示唆的なコメントを多くいただきました。
夜はナガハラ先生を囲んで懇親会。ゼミのメンバーの特権ですね。
再来週はベルギーからヤン・シュミット先生をお招きします。今週と合わせて、欧米の日本研究の最先端を感じてもらえればと思っています。
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