「総合政策学の創造」で実施した政策コーカスが、昨日、討論・投票日を迎えました。
500名履修の大講義でも、何か学生が主体になって取り組む仕組みを作りたいという想いから、初めて行われた政策コーカス。道路特定財源を題材に、5名の候補者が立ち、そこに10名前後の「政策ブレーン」が募られて選挙戦は始まりました。4月末のことです。
福田組、小沢組、小泉組、東国原組、石原組。それぞれがロールプレイで政策を研究し、同級生に主張していく。入学したばかりの1年生には、リサーチも、グルワも、全てが試行錯誤であり、ずいぶんと奮闘し、苦労したようです。1ヶ月走り続けてくれた候補者&政策ブレーンには、とにかく感謝です。まさに。みなさんのおかげで、コーカスは想定を越えて充実したものとなりました。ポスターや演説も、見事でした。
コーカスのグループ分けで混乱が生じたり、電子投票がアクセス集中でうまくいかず、その後の〆切設定に不備を生じたりと、運営の方は初めてつづきのドタバタ劇でした。200通に迫った運営・候補者間のやりとりが、初年度の模索をよく現しています。来年に向けて、もっともっと、カイゼンが必要ですね。今年の経験者の知恵を借りて、よりよいものにしたいと思います。
なにより、みなさん、ありがとう。
塾生新聞 http://www.jukushin.com/article.cgi?h-20080507
SFC-CRIP http://sfcclip.net/news2008051601
今日はボノ学位授与式の中継もあり、慌ただしい一日でした。
Comments
3件のフィードバック
素晴らしい! 大成功おめでとうございます!
学生の想像力・創造力をフルに生かせる授業としては
このコーカスは最先端をいくものでしょうね。
私も将来の参考にさせてもらおうと思います。
これからも、いろいろな授業のアイディアのことも
ブログに載せていってください。楽しみにしています。
>美和センセイ
コメント、ありがとうございます。
初回のため、想定外のアクシデントやワークしない部分が多々あり、反省しきりです。
さっそくに、候補者やブレーンの諸君と「カイゼンMTG」を立ち上げました。これが毎年毎年、歴史として、文化として積み上がっていってくれればと思っています。
当選者のインタビューがSFCクリップに掲載されました。
http://sfcclip.net/news2008061301