木々色づくキャンパスにて

 SFCに来て3度目の年末。山を眺めて育った私にとって、いながらにして四季のうつりかわりが感じられることは、とてもうれしいこと。わけても今朝のすがすがしさは格別でした。

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 そう、今日はキャンパスで朝を迎えました。今期から始まった宿泊型講義のためです。今回のゲストは、敬愛する猪木武徳先生。大教室での講義のあと、猪木先生、阿川先生、20人の精鋭たちと濃厚な時間を過ごしました。
 いつもはよく話す(話しすぎる)私ですが、猪木先生のお話を伺っていると、なぜか言葉を呑み込むようになります。呑み込みたくなるといった方がいいかもしれません。胸というよりは胃のあたりで言葉がまわっているような感覚です。
 そしてすべてが終わると、もやもやとしながらも、すがすがしさがやってきます。なぜなのかはよくわかりませんが、心地よいのです。年末を前に、よい場所に立たせてもらったような気がします。
 今年もあと10日。みなさまお元気で。
 清水