春学期終了。

 
 長いような、短いような、なんとも不思議な春学期が終わりました。4月休校によって4ヶ月分が3ヶ月に凝縮されたことで、相当に体力を使いました。とりわけ1年生は大変だったろうと思います。そんななかで1年生の必修科目「総合政策学の創造」では、ほんとうにみんな集中してよい講義を創り出してくれました。コーカスに参加したみなさんにも感謝です。

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 近代史(日本政治外交史)では初めて履修者選抜を行って、100名で進めました。それだけにリマークの提出率もかつてなく高く、インテンシブな講義になったように思います。
 ライティング技法WS(SFCオーラル・ヒストリー講座)は4年目。歴代の履修者がSAとしてがんばってくれました。参加者の意欲も高く、最終成果発表も活気に溢れていました。
 先日、春学期のゼミ納会&OBOG会を行いました。日本政治外交ゼミとオーラル・ヒストリーゼミの合同で行うイベントで、相互の交流が面白かったようです。秋学期に卒業する2名の成果報告もあり、盛会でした。お二人の前途を祝します。
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 この会で配付することが慣行となりつつある前年度の論文集もできあがりました。今年も労作揃いです。若林論文はSFC優秀卒業制作に選ばれました。
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 2010年度
 『日本政治外交研究』第4号(2011年8月刊行)
  「『日本政治外交研究』第四号刊行にあたって」(清水 唯一朗)
  「マスメディアが世論に与える影響―内閣支持率を通して」(齊田 遥子)
  「首相の権力と閣僚人事―平等主義から能力・実績主義へ」(若林 悠)
  「消費税はどのように議論されてきたのか」(大西 友貴)
  「ワークライフバランスに関する政策の検証」(伊藤 あゆみ)
  「雇用保険三事業見直し―内閣主導による変革―」(品川 聡美)
  「JAPAN Inc.日本株式会社の解体」(深田 大寛)」
 みなさん、よい夏をお過ごし下さい。