11月27、28日にベルリン自由大学で開かれた、日本の若者と政治に関するワークショップ「Historical and Contemporary Impact of Generational Change on Japanese Politics and Institutions」に参加しました。
ベルリンは、以前、同大学で講義をさせていただいて以来3年ぶりでしたが、その変化の早く、大きいことに目を瞠りました。東ベルリン地域には若者とトルコ系の方が増えているそうで、街の様子がすっかり変わり、店舗も多くなっていたように感じました。実際、年4万人ペースで人口も増えているそうです。
人口増は、必然的に家賃増、ついで物価高につながっているようです。以前、ベルリンはヨーロッパでは格段に物価が安いように感じたのですが。新しい国際空港ができると羽田から直行便が飛ぶようですが、そうなると、また街が変わっていくのでしょうね
もっとも、自由大学のある市南西部は相変わらず落ち着いた、ゆっくりした雰囲気でした。カンファレンスでは多くの友人と新しい仲間に囲まれ、充実した時間を過ごすことができました。
カンファレンスの概要はこちら。
http://www.geas.fu-berlin.de/events/workshops/evf_roundtable_17.html
そもそも、こうしたテーマに多くの方が関心を持ってくださるのも、日本研究が大きく変化してきている現れと感じています。引き続き、たくさんの方と議論したいものです。
念願のユダヤ人博物館にも伺いました。ベルリンで学ぶゼミ卒業生と同行したおかげで、様々な感想を交わすことができました。ありがとう。館内では中学生向けのワークショップが行われていました。ドイツ語が分かれば加わってみたかった。
今年もあと一ヶ月ですね。師走は国内でじっくりゆっくり過ごすようにしたいと思います。
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