誰が、最大のライバルなのだ?
HAKEEM OLAJUWON・SHAQUILLE O'NEAL・DAVID ROBINSON
そうではないのだ、組織論が問題なのだ。





この3人が問題なのだ。みんなセンターなのだ。センターがゲームを握るのか、それとも、ブルズのように、みんなのネットワークでゲームを動かすのか、この戦いは、組織論としても重要なのだ。センター中心の階層的なチームづくりか、それとも、ネットワークのチームづくりか。ジョーダンのバスケットの意味は、彼が単純な意味(階層的ということ)で、リーダーシップをとってはいない、ということだ。かれには、ピペンがいるし、その関係は対等なのだ。オニールにも、ハダウェイがいるが、その関係はやはり階層的なのだ。その構造のありかたが問題なのだ。
簡単にいうと、センター中心の試合は、観ていて面白くない。ゴール下だけで、でかい奴がごちゃちゃやるだけだからだ。まあ、そんなこというと、怒られるが。どこからでも攻める、そのパターンがいい。それは、ネットワークのパターンが必要なのだ。でも、この発言は、あまりにも単純化していることは事実だ。この3人の比較をすることが必要なことは自明だ。この3人は、まったく違ったセンターであり、それぞれものすごいパワーをもったセンターなのだ。その話は、また、いつかやろう。センターが他の役割をももつとしたら、どうなるのか、ということだ。とくに、ロビンソンには新しい可能性を感じるのだ。

I AM BACK.