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はじめに

私達は5月から7月までの約2カ月間、規制緩和について勉強してきました。 まず基礎的な資料を読みグループで話し合って、 「生活に密着した規制緩和」について 調べることになりました。


それからは紆余曲折の毎日でした。 「生活に密着した規制」として切手・薬・酒の規制を選んで調べ始めましたが、 どの分野も規制の範囲が大きく、とても2カ月で結論の出せるものでは ありませんでした。そこで私達は酒の規制、特にビールについての規制に 絞って調べることにしました。


調べる際に、私達のグループではいくつかのセクションに分けて行動する ことにしました。まず規制緩和全般についての認識を深める目的の 班が作られました。そして肝心の酒類規制では、酒税について調べる班・ ビールの規制について調べる班・酒類規制を社会的規範の観点から 調べる班が出来上がりました。これらの班はそれぞれの視点から 酒類規制について調べていきました。この報告書では、 その成果を生かして3つの視点を通じて酒類規制の全体像を 捉えられるように作りました。


この報告書は私達の発表の原点となったものです。 これをたたき台として泊り込んで議論を重ね、その結果が プレゼンテーションとなったのです。そういう意味で、 この報告書は私達にはとても思い入れがあります。 そして、皆様にこの報告書を通じて何かを訴えることができたら とても嬉しいことです。


皆さんが興味深く読んで下さることを期待します。



Atsushi Kusano
Thu May 8 15:35:48 JST 1997